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オンキヨー Android搭載のスレート端末「TAシリーズ」発売

オンキヨーは、「パーソナルモバイル」の新シリーズとして、オープンプラットフォームAndroid 2.2をベースとした「TAシリーズ」を発表し、企業向けの導入を中心に2010年12月末より販売を開始する。
同社は、Windows7搭載のスレートPCを先に発表しているが、今回、Android搭載端末が加わったことで、ラインナップが広がった。

「TAシリーズ」は、本体からキーボードを排し、タッチパネル式ディスプレイを搭載したAndroidベースのタブレット端末である。

プロセッサにはNVIDIA Tegra 250プロセッサを搭載、高速なWebブラウジングや高いグラフィック性能を実現した。

また、タブレット端末では大画面となる10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながらも、薄さ14.8mm・質量は約800gの薄型・軽量ボディを実現した。

「TAシリーズ」は、予算や用途に合わせて選択できるよう2モデルを用意、「TA117C3」には16GB フラッシュメモリーを、「TA117C1」は8GB フラッシュメモリーをストレージデバイスとして搭載した。

また、端末本体にはUSB2.0ポートやmicroSDメモリーカードスロットを搭載、データのやりとりがスムーズに行える。

バッテリー持続時間は約6.5時間となっており、約3時間でフル充電が可能である。

さらに、HDMI出力端子やUSB2.0ポートなど様々な端子を装備した「TAシリーズ」専用のドッキングステーションも合わせて販売する。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)