ASUSは、HDMI端子を搭載し、テレビにつなげることができるパワフルで安価なミニパソコン「EeeBox PC EB1501P」を日本向けに発売すると発表した。
2010年12月11日より発売が開始される。
同モデルは、幅39mmのスリムでコンパクトなボディーで、家中どこにでも設置できるミニパソコンである。
付属のスタンドをつけて、テレビの横に立てたり、AVラックの隙間に横向きに設置したりできる。
ケーブル1本で高画質な映像と音声を送れるHDMI出力端子を装備しているため、リビングのテレビに接続して、テレビ画面でネット検索やお気に入りの動画を楽しむことができる。
キーボードやマウスはワイヤレスで、リモコンも標準装備のため、離れた位置から操作可能である。
高いビジュアルクオリティを実現するグラフィックス機能「次世代NVIDIAION」とデュアルコアCPUの「インテル Atom プロセッサー D525」のプラットフォームで、1080PのフルHD映像などの高精細なデジタルエンターテインメントをスムーズに再生できる。
NVIDIA CUDAテクノロジなどの先進の技術により、動画編集でもパワーを発揮する。
スロットイン方式のDVDスーパーマルチドライブを標準搭載しているため、DVDやCDなどのメディアプレーヤーとして使うこともできる。
また、「SimHD」機能を搭載した「TotalMedia Center」をプリインストールしているため、DVDなどのSD画質の映像を、HD画質相当に向上させることができ、よりシャープで鮮明な映像を楽しむことができる。
また、「TotalMedia Center」は付属のリモコンで再生、停止、早送りや音量調整などを簡単に行える。
高速データ転送が可能なUSB3.0や、動画保存に最適な高速SATAディスク用のeSATA端子を装備している。
ファイルサイズの大きなフルHD動画データや高解像度の写真データなど、大量のデータを保存する場合に便利である。
OSはWindows7 Home Premiumを採用。メモリーは2GB、ハードディスクは250GBを搭載している。
地デジチューナーや外付けハードディスクを接続することで、トータルなAVセンターとしても活躍するリーズナブルPCである。
価格は49,800円(税込)となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)