ナインティナインの岡村隆史が復帰後、テレビ「ぐるぐるナインティナイン」に初出演した。ところが彼が休養していた間に人気コーナー「グルメチキンレースゴチになります!」へのレギュラー出演の座が危うくなっていたのだ。
岡村隆史(40)は7月から病気療養の為に休業していた。多くのファンが心配する中、11月27日生放送の「めちゃ×2イケてるッ!」に出演して復帰した。
12月2日にはナイナイの冠番組のひとつ「ぐるナイ」(ぐるぐるナインティナイン)に出演して元気な姿を見せた。
同番組の企画「ゴチになります!(グルメチキンレースゴチになります!)」はレギュラーとゲストがグルメレストランで料理の価格を予想し、設定金額に近づけながら料理を注文するという内容だ。ビリになると全員の料理代を自腹で払うルールで、高額な時は20万円近くに上ることもある。
それだけに参加者は番組を忘れて本音を出すこともあるのだ。岡村隆史が欠席していた間は他の芸能人が『岡村の代理』として参加している。今回までは収録なので代理に藤井隆が参戦した。
この日の放送では復帰後の岡村と相方の矢部浩之が2人で、収録済みの「ゴチになります!」を見るという形で岡村が出演したのである。
「ゴチになります!」では全員からビリと予想された藤井隆が1位通過の大逆転を見せて岡村もホッとした。この企画は毎年、通算成績が最下位の者はクビとなり翌年は参加できないのだ。昨年はなんと矢部浩之がクビのために1年間欠席という事態も起こっており、主役といえどもクビは免れない厳しいルールがある。今年も残すところ3戦となっていたので、代理人藤井隆の勝利は岡村にとっても貴重な1勝だったのだ。
ところが矢部から現在クビレース(自腹金額が多い順)で3位だと知らされた岡村は「これヤバイんちゃうの!」と心配顔になった。
実はこれまで岡村の代理人として参戦した者で出川哲朗、船越英一郎、箕輪はるか(ハリセンボン)の3人がビリとなっていたのだ。その現場を知っている矢部から『そんなビリの連鎖をスタートさせたのが出川哲朗』だと聞いた岡村は憤慨した。彼は「あいつ、わざとクビにさせて、自分の出番をねじ込もうとしてる・・」と出川の行動を疑ったのである。
そんな岡村に昨日、出川からメールが入ったらしい。岡村は『アフリカでサメと戦ってます』という出川のメール内容を明かすと「頑張ってるのは分かるけど、こっちでも頑張ってもらわないと!」と不満をぶつけていた。
現在のクビレースは1位が佐々木希、2位が矢部浩之、3位が岡村隆史なのだ。残りの2回でどう転ぶか分からない。岡村はお気に入りの佐々木希や相方の矢部浩之のことも忘れて「いやだねえ。せっかく戻ってきたのに」と自分がクビになることを恐れた。矢部も「さすがに復帰明けの新年は2人そろってないとね。少ないかもしれないけどファンもいるので」と言うと、岡村は敏感に反応して「少ないのかい?(ファンが)少なくなってるのかい!?」と心配するではないか。矢部が「一応、謙遜しとかな」と囁いて納得させると岡村もガッツポーズで「頑張る!」と決意を示したのだった。
佐々木希には悪いが、やはり来年はナインティナインの2人にはそろって参戦してもらいたいものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)