彼女は殴った相手に謝ることを忘れていたようだ。「Don’t Forget」(忘れないで)で知られる、デミ・ロヴァート。その彼女が、バックダンサーから告訴される可能性が出てきた。事の発端は、以前にデミが彼女のバックダンサーの顔面を殴ったことによるもの。デミからの謝罪を求め、ダンサーは弁護士と交渉中であることを明らかにした。
「彼女の口から謝罪の言葉は聞いてないわ」
デミに顔面を殴られた彼女は、怒りをあらわにしている。彼女の名前は、アレックス・ウェルチさん、21歳。デミのバックダンサーでもある彼女は、未だデミから謝罪が無いことを明らかにし、告訴する可能性があることを示唆した。
アレックスさんがデミに顔を殴られたというのは、今年の10月のこと。ツアーのためにプライベートジェット機で移動中だったアレックスさんは、飛行中の機内で突然デミから顔面の左側を殴られたと言う。このため、アレックスさんの左目の周囲は、大きな黒いアザになってしまった。彼女を殴ったデミは、そのまま自分の席に戻ったのだという。
このような状況に発展したのは、どうやら、そのツアーの前日にデミが仲間を呼んで騒いでいたことがきっかけと見られている。ツアーの前日に大騒ぎしていたことを、マネージャーから注意を受けたデミは、強く反発。彼女は、アレックスがマネージャーに告げ口したと思い込んだことから、暴力に発展したようだ。
その結果デミは、ツアーを離脱してリハビリ施設に入院したのは以前にも報じたとおりである。精神面や身体面での助けが必要というデミだが、彼女の精神的に不安定な状況もまた、暴力の要因となったのかもしれない。
「デミ側からの返事がなければ法的手段に出る」
法的手段に出る意思を示したアレックスさん。これに対してデミの代理人は、弁護士と相談している最中であることを明らかにしている。なるべく早期に問題を解決したいというデミ側の弁護士も、あまり問題を大きくしたくはなさそうな様子。治療に専念しているというデミは、退院後もしばらくはゴタゴタの清算に追われそうである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)