旅行にトラブルはつきものだ。パリス・ヒルトンの搭乗した機内からナイフが発見され、他の乗客と共に避難するという事態に見舞われた。ナイフが発見されたのは、ハワイ行きデルタフライトの機内でのこと。空港は一時騒然とした状況に包まれた。

「機内から大きなナイフが見付かったわ、怖い。」

ハワイに向かう彼女はTwitterに、その時の恐怖を投稿した。火曜日の朝、恋人のサイ・ウェイツさんと旅行へ向かう所だったパリス。ロサンゼルス国際空港からの離陸を待っていたデルタフライトでは、乗客の一人が座席のポケットからナイフを発見した。

この時発見されたナイフの刃渡りは10センチ近くになる大きなもの。乗客からの通報を受けたセキュリティーは、乗客全員を機内から避難させた。

セキュリティーは、乗客を機内から退避させると、機内に他の凶器が無いかどうか捜索を開始。およそ1時間に渡り、セキュリティーによる機内の安全確認がなされた。パリスも、セキュリティーに機内から避難させられたと、避難する際の状況をTwitterで伝えている。

幸いなことに、このナイフは空港会社の職員のボックス・ナイフであったことが判明。どうやら、職員が座席のポケットにナイフを置き忘れたものと見られている。その後、安全確認が終わると、乗客たちは再び機内へと搭乗した。

「機内でナイフが見付かるなんて変ね、ハワイまで待てないわ！」

さほど動揺した様子も見せていない彼女も、このようにハワイへ向かう興奮した様子を見せている。

その後無事にパリスとサイ・ウェイツさんは、ハワイへと向かった。なお、今回の騒動での負傷者は出ていない。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）