12月12日(日)福岡県久留米市にある映画館T・ジョイ久留米に映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」で主演する木村拓哉が訪れた。おそらく初の久留米入りであるキムタクの姿を見ようと多くのファンが殺到した。
今回、木村拓哉が同映画館を訪れたのは九州エリアの29映画館が行った企画から実現したものだ。映画ヤマトのPRコンクールを行ったところ『3m四方の折り紙で作ったヤマト』などのアピールでT・ジョイ久留米が優勝した。
そこで木村拓哉が応援してくれたファンへ自分の気持ちを伝えたいと久留米入りすることになったのである。
12月12日13時からの舞台あいさつ時のチケットはあっという間に完売したが、一目でもキムタクを見たいと考えたファンらが集まり国道210号線や周辺の駐車場にはその車が溢れた。
驚いたのは木村拓哉が来ることを知らない周辺住民だ。久留米市内は普段からよく渋滞するが、この日の渋滞は異常だったのである。「いったい、何があるんだ?」と映画館の隣にあるガソリンスタンドに給油で入った市民が驚いたことをブログに書き込んでいる。
また、すぐ近くにあるショッピングモール・ゆめタウン久留米の駐車場やレストランも人で溢れており思わぬキムタク効果となったようだ。
12月14日の「西日本新聞筑後版」によると木村拓哉は巨大折り紙ヤマトを見て「この大きさを見ても、多くの人が折ってくれた気持ちが分かる。温かく迎えて頂き嬉しい限り」という気持ちを伝えて『感謝』とサインした。
木村拓哉のサイン入りヤマトは同映画館にて展示する予定だという。
ここ数年、映画産業が盛り返しておりその要因のひとつは邦画の人気が高まったことではないか。さらに今回のような観る側が参加できるイベント企画など、新たな工夫もされているのだ。
来春1月29日から公開予定の話題の映画「GANZ」(映倫区分PG12)では『GANZ争奪戦! 点数を集めて、近くの劇場に、二宮&松山を召還せよ!!』なる企画も始まっている。こちらも盛り上がりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)