モデル、タレントとしても活躍する神戸蘭子がテレビ番組でまさかの失言トークを繰り返した。今度はミュージシャンがその犠牲となったのである。
神戸蘭子の風貌としゃべりはスザンヌに似ているとも言われるのだが、確かにトークで見せる天然キャラはスザンヌに引けをとらないようだ。
彼女は12月14日の「ライオンのごきげんよう」でもそれを証明した。同番組はゲストが3日連続で出演するのだが、神戸蘭子は名古屋で収録された初回のトークで野球選手に対して失言をしているのだ。
彼女は『野球選手はプレーしている時はいいが、話すとイメージが崩れる』という内容の発言をして司会の小堺一機を慌てさせたのである。
そして神戸蘭子の3回目のトークでは共演の森山直太朗と杏子を前にして話を繰り広げた。
今年の秋のことだ。神戸蘭子は「スポーツの秋なので運動会をしたくなった」と言う。彼女は友達に呼びかけて近くの公園で運動会を開いたのである。10数名は集まったというからミニ運動会程度の形となった。
気合が入った神戸は「出足が肝心かな。みんなが楽しんでもらったら…」とブルマーをはいて臨んだという。運動会の内容はドッジボール、長縄跳び、バスケットボール…などをみんなで楽しんだ。
前日からそうした企画を考えながら神戸は集まってくれるみんなに感謝した。そして「なにか景品をあげたいな!!」と思いついたのだ。
景品を探す神戸は部屋の掃除をしながら“イイ物”に気づいた。彼女は「いただいたCDを景品にしよう」と考えたのである。
嬉しそうに話す神戸蘭子だが、小堺一機が厳しい表情で「いただいたCDを景品にしちゃうの?」と確認した。
そこで神戸もミュージシャンの森山直太朗と杏子を前に言ってはいけないことだと気づき「申し訳ないんですけど…違うんですよ!?」となんとか言い訳しようとしたのだ。
小堺一機は「違わないでしょ!」と言うと「申し訳ありません」とカメラへ頭を下げた。神戸にCDをプレゼントした人々へ詫びたのである。
すると森山直太朗が心配そうに「さっき渡した私のCDもそうなっちゃうのでしょうか?」と小声で尋ねたのだ。
神戸は「それは絶対に無いです」と首を振って答えると、さらになんとか言い訳をしようとしたのだ。
そして彼女は「ホントに応援している方のCDなんですけど、音楽プレーヤーに入れて聞くのでCD自体がいらなくなっちゃうんですよ」と言ったのである。
今度は杏子が『ああ、そこ言っちゃう?』という表情で苦笑いしていた。
小堺はまた厳しい顔で「いただいたCDがもういらないと…」と再確認したが、次の言葉は出せなかった。
森山と杏子もなんと言ってよいかわからず、笑い倒すしかなかったのである。
音楽商品の音源もネット配信の利用が多くなりCDの需要が減っている現状がある。それだけにミュージシャンや音楽関係者にとって音源の話題は非常にナーバスなものだ。
神戸蘭子はそのミュージシャン2人を前に『CDはコピーすると不要になる』という話を公然としたのである。前回の野球選手への失言と合わせて考えても、神戸の天然キャラはスザンヌよりも危ないものを持っているかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)