モデルのJOYはタレントとしても人気が出て久しい。彼に続けとユージや中野裕太などのイケメンモデルらがタレントとして登場してきた。だがモデルという華やかな肩書きを持つ彼らの生活は厳しいようだ。
JOYはメンズエッグのモデルとして知られるが、実は梅田直樹など人気モデルでなければ仕事が少ないのだ。そのために彼はタレントへの道を決断したのだが当初は収入が無く1週間を所持金なしで過ごすこともあったという。
だがそんなJOYも芸人顔負けのトークセンスで徐々に人気が出て来た。今ではモデルよりもタレントの肩書きが定着したようだ。
JOYが男性モデルも見た目だけでなくトークでタレントとして活躍できることを証明した功績は大きい。彼に続けとモデル界から芸能界へ進出してくる者が増えたのだ。
12月15日に放送された「ギブアップ嬢」ではそんな男性モデル出身のタレントが登場した。
JOYと共に登場したのが「ニーチェを超えた天才」と豪語する中野裕太と曽祖父がドミニカ共和国の元大統領であるユージだった。
同番組では女芸人たちから問われる質問に30分間答え続けると1人10万円が貰えるのだ。そのため普段は明かさないプライベートも話してくれるのが見どころとなっている。
そのため彼らは「給料いくらもらってるの?」という直球質問にも正直に答えたのだ。中野裕太が「俺は5万円」と答えるとあまりの安さにさすがの女芸人たちも驚きを隠せなかった。
しかし、中野裕太はさらに「でも、源泉徴収されるんで45,000円が手取り!」と付け足したのだ。その細かい表現によしもとに所属する森三中の大島美幸は「なに、よしもとみたいなこと言ってるんだよ」と反応していた。
中野裕太と同じ事務所、レプロエンタテインメントに所属するユージは中野より少し先輩になる。彼は「もともと5万円からスタートした」のだが今は昇給したため「中野より少しだけ高い」と話した。
彼らよりいち早くタレントデビューしたJOYはもっと報酬は多いのだが、それでも「大学生の初任給くらい」だという。芸人たちから「30万くらい?」と聞かれたJOYは首を振って否定した。「15万円から20万円くらい」と中野裕太が代弁するとJOYもそれを認めていた。
タレントとしては中野裕太は早稲田大学出身でアメリカやイタリアへの留学経験もあり5か国語を話せるとアピールしている。ユージにしてもドミニカ共和国の元大統領を曾おじいちゃんに持つだけでなく、父はハリウッド俳優のマイケル・ゴードンで母は日本人の元モデルなのである。必ずしも過去の栄光や親の威光で楽に過ごせるとは限らないのだ。
そしてそれに頼らずに地道に頑張る彼らはきっと力をつけて頭角を現してくることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)