イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】今なお側近から違和感? マイケル・ジャクソン最新アルバムにあの人もこの人も、ノー

先頃発売され、日本でも輝かしいランクインを見せている、故マイケル・ジャクソンの未発表曲集アルバム「MICHAEL」。これが、家族側より本人の声か否か疑わしいとする報道がされたかと思えば、今度はマイケルの声に似せて歌うよう指示されレコーディングさせられたと主張する不可解な人物までもが出現。何か一つマイケル周辺で新展開があれば必ず付いて来るいつもの不思議な出来事の一環かと思われていたが、ここへ来て、今度は実際の制作に関わったミュージシャン達が同作に遺憾の意を表し始めている。

いざ発売されてみれば、しっかり地球規模で好セールスとなっているマイケルの遺作集となる「MICHAEL」。
発売前より、マイケルの家族側から本人が歌っていないとのツイートがなされたり、自分こそが「MICHAEL」のためにマイケルに似せて歌った張本人だとする人物が現れるなど、一騒動となっていたこの最後の録りおろしアルバムに、同じく以前からの共演者として異例の発売に賛同できないとの意向を述べていたのがブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム。彼によれば、怒りの根源こそハッキリしなかったが、何しろ「これが発売されるのは好ましくない、功績にむらがる寄生虫め!」と、近しい友人として、完璧主義者であったマイケルが全てに関われなかった作品がリリースされることについて、かなり憤慨の様子であった。

そして今回新たに同作に「ノー」との声を上げたのがニーヨである。
日本でもこのほど“ベストアルバム”の趣旨の是非について、アーティスト本人が声高に自身の意向に反するものだと公言するケースが出て来ている。これに似たかたちとして、発売後にウィル・アイ・アムと同じく共演者として、「MICHAEL」制作に関わった立場のニーヨは、あの頑固なマイケルならこのアルバムは発売していなかったとTMZ.comに話している。結果的にニーヨ参加曲の収録は実現しなかった本作を聴く気は起きないとし、「僕の知ってる昔のマイケルとずっといたいんだ」とアルバムに対しては真っ向からボイコットの姿勢である。

何かいつまでたっても霧が晴れないような、側近達の反応が聞こえ漏れて来るのが気にはなるが、そういった発言も含めて、まだまだ注目が続くアルバムであることには間違いない。
是非、あなたの一番確かな耳で、本作のクオリティを評価して頂きたい。
(TechinsightJapan編集部 一平インディ)