タレントとしても活躍する声優の平野綾が12月5日放送のテレビ「新堂本兄弟」に出演した。彼女はアニメの収録現場の裏話を明かして周囲を驚かせたのだ。
平野綾はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ役などで知られるが、実は「ドラゴンボール(改)」でデンデ(子どものナメック星人)の声も演じている。
それを聞いた「新堂本兄弟」の共演者らは意外な事実に驚いていたが、平野が明かしたアニメのアフレコ収録現場の話にはさらに驚くのだった。
平野綾ら声優がアフレコ収録する際にはスクリーンにアニメが映し出されるのを見ながら、出演する声優たちがイスに座って自分の出番を待っている。台本で内容を追いながら「そろそろ自分の出番だな」というタイミングで立ち上がり録音用のマイクスタンドの位置へ行くのだ。ズラッと並ぶイスに声優陣が座っている様を想像して「そんな状態なんだ!」と共演者らも興味津々だった。
そして平野綾が「でもアニメはほとんど完成して無くて、スクリーンに映るのは線だけなんです」と話すとアフレコ経験のある堂本光一が共感した。
「そうそう、こんな感じだよね!」と光一は両腕をタコ踊りのように動かすと線画が動く様を表現したのだ。
その動きの滑稽さに周囲は爆笑したが、同時に「そんなのを見てやるんだ」と驚きを隠せなかった。
また、平野によると感情表現も台本に『!』とか『……』などと書かれているのを「アッ!!」、「ェッ…」といった声を自ら考え出して表現せねばならないという。
その声を披露した平野綾の上手さにはみんな感動していた。
そんな平野綾が男性を口説く時の言葉が「勝手に好きでもいいですか?」だそうだ。子どもっぽい声、大人の女性の声と2パターンあるがどちらで言われても男性は心を奪われる事だろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)