2007年の鮮烈なデビュー以降、急速にファンを獲得しながら社会現象を巻き起こし、今やその人気を不動のものとした初音ミク。今年は初のソロライブも行われ、先日発表された「ネット流行語大賞2010」にも初音ミクブームが生んだキーワード「胸熱」が10位にエントリーしている。そんな初音ミクの最新ニュースだ。
クリプトン・フューチャー・メディアはきょう12月20日、iモード向け公式サイト「初音ミク ボカロサウンド」をオープンした。
本サイトでは、初音ミクをはじめとするVOCALOIDキャラクター(鏡音リン・レン、巡音ルカなど)による2000曲以上の着うたをフル形式にて配信する。
VOCALOIDキャラクターたちをボーカリストとして起用した、アマチュアクリエイターたちによるオリジナル楽曲は、クオリティの高いものや名曲も多く、多くの楽曲がCD化、ゲーム化されている。中学校の卒業式で扱われたり、現在では、政府機関や日本赤十字社とのタイアップや、海外のフェスティバルでも取り上げられるほどで、ある意味、日本の音楽文化を担うアーティストの一人とも言えなくないだろう。
「初音ミク ボカロサウンド」のイニシャル楽曲は2,000曲以上で、楽曲を探しやすいよう、楽曲タイトル別、作曲者別などの検索機能も充実している。お気に入りの一曲を探すのも手間ではないだろう。
また、新しい試みとして注目なのが、カバー楽曲の配信だ。JPOP、アニメソング、歌謡曲、クラシック、演歌など、初音ミクのオリジナル楽曲は知らないという人も、自分の好きな楽曲のカバーであれば、親しみやすさを感じられるのではないだろうか。
月額利用料金は315円/525円(ポイント制)、12月20に現在の対応機種は901i以降のFOMA端末(一部機種を除く)で、アクセス方法はメニューリスト > 着うたフル > キャラクター/アニメ/ゲーム(URL http://sound.mikumoba.jp/)となっており、EZweb・Yahoo!ケータイ向けサイトも近日公開予定とのことだ。
(TechinsightJapan編集部 hira)