テレビで見る限りでは華やかなクリスマスを送っているであろう芸能人たちだが、実生活では意外にも寂しい思いをしているようだ。
クリスマスイブの1週間前、12月17日に放送された「笑っていいとも!」でのことだ。レギュラー陣とゲストが『クリスマスにふと悲しくなる瞬間』を明かす企画があった。
12月24日、25日が近づくと彼ら芸能人もクリスマス企画の番組出演も増えてくるのだが、いったんテレビ局を出ると『クリスマスを満喫』とはいかないらしい。
オードリー若林正恭は「サンタクロースの格好をしたデリバリーピザ屋さんが配達に来た際に、お互いに無表情で支払いを済ませる時」に悲しさを感じると言うのだ。
彼の場合は自ら「クリスマスの情報を全てシャットアウトする」のだ。そこに訪れたピザ屋さんは『サンタクロースの格好が場にそぐわない』ことに気づき、気を遣って無表情で対応するのである。
若林の寂しいクリスマスはテレビで見せるキャラからある程度イメージできるのだが、太陽のように明るいキャラであるベッキーのクリスマスでの体験は意外だった。
彼女がクリスマスの夜に1人でごはんを食べに行った時、レストランの店員が入り口で「3名様ですか?」と確認してきたのだ。店員はベッキーと後ろに居たカップルとが同じグループだと勘違いしたのである。
ベッキーは「店員さんも『クリスマスに1人で食べる人はいないだろう』という先入観があるから」間違えたのだと気づいた。彼女は「いえ、1人ですけど…」と寂しく答えたのだった。
草なぎ剛は超多忙なSMAPならではのクリスマスの経験を語った。
彼は仕事が忙しいあまりにその日がクリスマスだということすら忘れていることがある。それ故、クリスマスの夜にテレビ局の弁当を持ち帰り自宅で食べながらテレビを見るのだ。
そして「テレビで七面鳥を食べている人を見て」初めて『今日はクリスマスなのか』と気づくのである。
草なぎは「クリスマスは2年に1度はこのような感じです」と断言しており、何度もこうしたクリスマスを送っているようなのだ。
草なぎ剛に似た体験をしたのがタモリである。彼の場合はかなり昔のことになるが、やはり仕事で忙しく「クリスマスだということをすっかり忘れていた」ことがあった。
行きつけの店にいつものように入ると、なんとタモリ以外が全員カップルだったのである。
今年の12月24日は金曜日でタモリが司会をする「MUSIC STATION SUPERLIVE 2010」が生放送される。
SMAPも出演するので草なぎ剛とタモリはクリスマスイブの夜をこの番組で過ごすことになるのだ。
番組終了後に打ち上げを兼ねたクリスマスパーティーで盛り上がると良いのだが。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)