エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】久本雅美を号泣させた天才子役。芦田愛菜は子どもらしい言動を見せるのか?

天才子役として人気の芦田愛菜は現在6歳の幼稚園生である。バラエティ番組にも出演するがそのトークは子どもとは思えないはっきりとした口調であり、内容もしっかりとしている。だが普段は、幼稚園児らしい言動をするのだろうか。

芦田愛菜が『天才子役』の実力を見せつけたのがテレビドラマ「Mother」だった。彼女はこのドラマでザテレビジョンの第65回ドラマアカデミー賞の新人賞をとっている。
12月4日に放送された「メレンゲの気持ち」では芦田愛菜が出演した際にこの「Mother」の最終話の一部を紹介した。
母親となろうとする鈴原奈緒役の松雪泰子と施設から飛び出し遠路を傷だらけになりながら戻ってきた道木怜南(芦田愛菜)が再会するシーンが1分程度流れたのである。
それを見た司会の久本雅美は目を腫らして号泣していた。「ティッシュくださ~い」と叫んでフォローする松浦亜弥に助けられてなんとか落ち着いた久本だった。その久本に隣にいた芦田愛菜が「大丈夫ですか?」と心配したのだ。
6歳の女の子が号泣する久本を見て落ち着いて声をかけること自体が凄いのだが、その後も芦田愛菜の久本とのやりとりは大人の会話と変わらない内容なのである。

久本がなぜ素晴らしいお芝居ができるようになったかを「自分で勉強したの?」と尋ねると、芦田愛菜(以下、愛菜ちゃん)は「監督さんのおかげです」と答えた。思わず久本が「今、28歳くらい?」と口にしたほどしっかりとした口調だった。
さらに、泣く時はどうするのかを聞かれた愛菜ちゃんの答えには、みんなが驚かされた。「最初に気持ちを作って、それでも泣けないときはお母さんに怒られるって考えて泣いてます」と言うのだ。
彼女は業界用語も覚えた「オンリー。ウエス。巻いてる。押してる。わらう。バミリ」などだ。ゲスト出演していたキングオブコメディ(キンコメ)でさえ知らない用語があるのだから、大人顔負けなのである。

話の内容も、しゃべりの歯切れも大人と同じレベルの愛菜ちゃんだが幼稚園児らしい言動はするのだろうか? 逆に心配になってくるのだ。
しかし、自宅で取ったホームビデオが紹介されると少し安心した。お母さんからビデオカメラを向けられて「何を踊るの?」と聞かれた愛菜ちゃんは「リルぷりっ!」と嬉しそうに答えて、クリスマスツリーの前で人気アニメ『リルぷりっ』のダンスを3曲続けて歌いながら踊っていた。大好きな『リルぷりっ』を歌う時は自然体なのだろう、そこには幼稚園児の姿があったのだ。キンコメ今野も「踊ってる姿を見てこの子はやっと6歳なんだとわかった」と安堵していた。

さらにキンコメが「キングオブコントで賞金を1000万円もらった」と聞いた愛菜ちゃんは目を丸くして「うわーー! 1000万もあったら…」と驚いて絶句したのだ。
1000万円あったら「何する?」と久本から聞かれると愛菜ちゃんは「まずはお城買って」と夢を語りだした。「お城は買えるかな?」という周囲の声も耳に入らない彼女は「お姫様の気分になるためにシャンデリアとか買いに行って」、「馬に乗ったり馬車に乗ったりする」と夢中で語ったのだ。
共演者も彼女の夢を壊したくなかったのだろう、1000万円でその買い物は無理な事を口にする者はもういなかった。そしてようやく6歳らしい表情を見せた芦田愛菜に全員がホッとしたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)