エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】和田アキ子が番組で2度に渡るお詫び。「FNS歌謡祭」での件に留まらずアイドルへ失言も。

歌手の和田アキ子が「2010 FNS歌謡祭」での件について5日のテレビ「アッコにおまかせ!」の冒頭でコメントした。それは“お詫び”とも取れる内容だったのである。ところが和田はその直後に共演者へ対して失言してしまい、慌てて頭を下げるはめになったのだ。

12月4日に放送された「2010 FNS歌謡祭」(フジテレビ)ではアイドルからベテラン歌手までがコラボレーションして数々のヒット曲を歌い上げた。
その中でも実力派のコラボとして注目されたのが和田アキ子と徳永英明による『あの鐘を鳴らすのはあなた』だったのだ。
同曲は徳永がシリーズで出しているカバーアルバム『VOCALIST 4』でも歌っており、和田アキ子自身が「彼が歌うと自分の歌にするのが凄い」と絶賛していた曲でもある。

この日歌謡祭のヤマ場ともいえる58組目のコラボはまず徳永英明の歌から入った。彼が1コーラスを歌い上げて、継いで和田アキ子が入る時の事だ。彼女は2度同じフレーズを繰り返し、一瞬会場が緊張した空気となった。和田は歌の入りを間違ったのである。
その後もしばらくオーケストラとズレながら歌が進行したが、やがて演奏が修正して歌い終わることはできた。和田アキ子は動揺からか歌詞も一部間違っていたのだ。
番組のエンディングでは全員がステージに上がり『世界に一つだけの花』を歌ったが、見る限り、そこに和田の姿はなかったようだった。

12月5日に冠番組である「アッコにおまかせ!」に登場した和田アキ子は冒頭で、個人の事としながら『昨日は他局ですが加山(雄三)さん、後輩のみんな、心配かけてごめんね』とコメントした。
これは前日の「2010 FNS歌謡祭」の件についてのお詫びといえるだろう。和田が歌い終わった後で、先輩の加山雄三をはじめ共演者が心配してくれたのだ。彼女はそれに対して「やさしくしてくれてありがとう」と頭をさげた。
和田は歌謡祭後にダウンタウンの浜田雅功から「しっかりせい!」と怒られたことも明かしている。歌手だけに限らず、多くの関係者が心配した出来事だったのだ。

やがて気を取り直して、番組の進行へ戻った和田アキ子だったが、心のつかえを吐き出した後だけにハイテンションになっていたようだ。
和田がゲストのユージに対して「(日本と)どことのハーフ?」と尋ねるとユージが「アメリカと日本」と答えた。すると和田は横目でレギュラーの安田美沙子を見ながら「安田はそういえば、ハーフに弱いんちゃうん?」とポロリと言ってしまったのだ。
安田美沙子は今年の夏にハーフである俳優の城田優と破局している。突然それを蒸し返された安田が「そんなことないです!」と和田に詰め寄った。『言い過ぎた』と感じた和田は「ごめんなさい!昨日に引き続きごめんなさい!」と頭を下げて安田に詫びたのだった。

和田アキ子は「FNS歌謡祭」でミスはしたが「でも、一生懸命やりましたから」と自らを奮起させる。彼女は12月6日には旭川グランドホテルでディナーショーを行い、その後も年末にかけてますます多忙となる。そして今年最後には31日の紅白が待っているのだ。
和田は昨年の紅白では周囲がわかるほど緊張していたというが、今年は「FNS歌謡祭」ですでに緊張を経験済みだ。紅白は平静に臨めるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)