モーニング娘。のメジャーデビュー曲『愛の種』が発売されたのは1997年のことだ。初期メンバーは5名だったが、今では芸能活動をしているのは3人となった。この秋にその3人によるイベントが開催されたのだが、最終日に安倍なつみに異変が起きたのである。

今ではモーニング娘。も高橋愛や道重さゆみ、田中れいならへと世代交代しているが、初期からの根強いファンも多く、卒業した1期生の人気も高いのだ。
もう13年前のことになるが、テレビ『ASAYAN』でのオーディションをきっかけに中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香の5人でモーニング娘。が結成された。当初インディーズで活動していた彼女らはメジャーデビューする条件として「5日間で5万枚のCDを手売り」することになったのだ。
その曲が「愛の種」であり、5日目の会場名古屋球場で5万枚を完売したのが11月30日だった。

今年、2010年には1期メンバーで活動している中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみの3人でイベントを企画。『M。－１ペンタゴン・トライアングル』 と題して東京・大阪で4回公演を行ったのだ。さらに『愛の種。完売記念日』である11月30日（火）にも追加公演を横浜BLITZで開催したのである。
12月6日のテレビ「ライオンのごきげんよう」に出演した安倍なつみはその時のことを話した。偶然にもこの日の収録は名古屋市公会堂大ホールで行われており安倍は「名古屋球場は『愛の種。完売』の思い出の地」であることを語ったのだ。

話は11月30日（火）に横浜BLITZで開催したイベントでのことになる。ステージ上には中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみの3人がいたのだが突然、飯田圭織が大笑いしだしたのだ。
安倍なつみは「かおりんが笑いながら私の方へ近づいてきて」とその状況を話した。彼女がびっくりしていると飯田は耳元で「歯にゴマがついてる」と言ったのである。
今度は本当に驚いてしまった。安倍は「もう、どうしたらいいか分からなくて」と焦ってしまった。そして飯田に「誰にも言わないでよ」と念を押してステージからいったんハケたのだ。
彼女が歯のゴマをとろうとしているとステージでは飯田が約束したにも関わらず「なっちの歯にゴマがついてたの～！」と観客にバラしているではないか。
ステージ終了後の握手会では「ゴマ野郎」などとファンから、からかわれた安倍なつみだった。

先日テレビ「魔女たちの22時」では飯田圭織がデビュー時に安倍なつみに『嫌がらせをしていた』ことをカミングアウトしており、お互いに本音を語ったメッセージを交換している。このイベントでの安倍なつみのエピソードを聞く限りでは2人の関係はすっかり修復されているようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）