赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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11月29日、アメリカと韓国による大規模な軍事演習が2日目を迎えた。両軍は北朝鮮の挑発に対する警戒態勢を維持しながら、黄海での演習を24時間体制で進行する。北朝鮮は、この度の軍事演習を口実に再度攻撃を仕掛けてくる可能性が高いと見られている。28日、韓国当局は記者団に対し、延坪島(ヨンピョン島)から撤退するよう要求した。
28日、アメリカ軍は原子力空母ジョージワシントンを黄海に侵入させ、演習を行っている。最新鋭のF-22戦闘機も加えられた今回の高強度な演習は延坪島南海域で4日間にわたり展開される。これに対し北朝鮮側は、「いかなる侵入にも容赦なく反撃する」とし、アメリカ空母の演習が行われた際には「結果は誰も予測できない」と警告している。
28日午前、延坪島では北朝鮮から発射音と思われる砲声が聞こえ、韓国軍は島に残っている住民たちを即刻避難させた。しかし、韓国側に着弾はないことが確認され、約40分後警報を解除している。日ごろから北朝鮮内陸地域では砲声がしており、今回も北朝鮮軍が訓練を行ったものと考えられる。
韓国軍関係者によれば、北朝鮮軍は122ミリ放射砲と、海岸砲の発射態勢を維持しており、延坪島では戦力を増強するなどの緊急措置を取っているという。韓国国防部は28日、延坪島にいる約数百名の記者団に対し、安全が保障できないとし、撤退を要求しており、今後も緊迫した状態が続くものと思われる。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)