昨年の「MTV/VMA授賞式」で、『Fearless』で大ブレークを見せたカントリー歌手、テイラー・スウィフト（20）が最優秀女性アーティスト・ビデオ賞を獲得したことが不満だとしてステージに乱入。スウィフトからマイクを奪い、「ビヨンセが獲得するべきだ」と主張したカニエ・ウェスト（33）。あの暴挙を覚えていらっしゃる方も多いと思うが…。

普段から何かと饒舌、自己主張の強いカニエだが、あの事件についてはその後きちんと謝罪の言葉を述べ、少しは自重している様子であった。だがやはりカニエ節は健在、しかもスウィフトに対していまだに根に持っていることが分かった。

米芸能誌『Us Weekly』によれば、この度ニューヨークの「Bowery Ballroom」で開かれたパーティにおいて、カニエはリリースされたばかりの新アルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』から数曲を披露したが、その最中、彼はこう漏らしたという。

「テイラーはインタビューの中で、俺のことをさっぱりかばってくれない。あの件で有名になれたくせに、イイ気になって調子に乗ってんなよ。」

スウィフトは自分のお陰で世間の同情を買い、それで人気を上げたと信じ込んでいるカニエ。だがスウィフトが先月発表したアルバム『Speak Now』は、前作同様に世界の国々でセールスは絶好調。カニエにあれこれ言われる筋合いはない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）