所得虚偽罪により禁固3年の実刑判決を受けていた、『メジャーリーグ』、『ブレイド』他多数のヒット作品を持つ俳優のウェズリー・スナイプス(48)。彼の刑務所入りが、いよいよ待ったナシの所まで来た。
ドラマにアクションに大活躍であったスナイプスが、1999年から2001年にかけ所得を虚偽申告し、それに対して懲役3年の実刑判決が下ったのは2008年4月。罰が重すぎるとして彼は上告していたが、今年7月に米連邦控訴裁判所はその再審請求を認めず、刑務所行きが確定していた。
7年前に結婚した2度目の妻、ニッキ・パークさんとの間には幼い子供が4人おり、彼の弁護士であるダニエル・ミーチャム氏は、「スナイプスはこの上なくうなだれているものの、最後の最後まで望みは捨てない」とメディアに語っている。
フロリダ州の米連邦保安局のエリック・トンプソン氏は、「間もなくその通知が本人に届くでしょう。具体的にいつ、どこの刑務所へといったことは、本人と弁護士にしか知らされません。フロリダ州の刑務所ではない、とだけお知らせしておきます」とメディアの取材に答えている。
もっともスナイプスは、人に危害を加えたり逃亡の危険性がないとみなされたため、裁判所の特別な計らいにより撮影の仕事で海外にも出ていた。ここは大人しく収監され、模範囚としてせっせとオツトメする方がベター。早く出所し、仕事に復帰して欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)