昨年9月の「MTV/VMA」では、カントリー界の人気歌手テイラー・スウィフトの受賞に怒り、ステージに乱入。衝動的な行動がやけに多い、ミュージシャンのカニエ・ウェスト（33）。彼はこの度、飛行機の中で突然ラップを始めた。その目的は…!?

厚顔無恥で無礼な人間と言われてしまうことも多いが、数いるラッパーの中で彼の声はピカ一、音楽プロデューサーとしても素晴らしい腕を誇っている。退屈な機内で、もしも彼の即興ライブを見ることが出来たらかなりラッキーだ。

この度、ミネアポリス発ニューヨーク行きのデルタ航空機に、元PCDのメロディーと思われる派手めな女性を伴って搭乗したカニエ。お酒に酔って気分が乗って来ると、“Good Life” と “Gold Digger” を突然歌い出した。

様々な年齢層の搭乗客がいるため、卑猥あるいは汚い言葉などは巧みにカット、本人も心地よさそうに歌っていたそうだ。さらに飛行機が着陸すると、カニエと女性は他の客と譲り合って順に降り、“なかなか大人になったじゃないか” と人々はいたく感心した。

もっとも彼のニュー・アルバム、『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』が22日に発売される。即興ライブも、素直で心掛けが良い客を装ったのも、全てはアルバム・セールスにつなげるためのちょっとしたファンサービスだった？
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）