アンジェリーナ・ジョリー(35)とジョニー・デップ(47)の豪華共演が話題のサスペンス映画、『ツーリスト』の全米公開が迫っている。だがデップは今、恋人ヴァネッサ・パラディ(37)の怒りを買うことを恐れてか、すでに撮り終えているアンジーとの “濡れ場シーン” にひどく困惑している様子だ。
こちらでも昨年11月に、“脚本通りであれば、2人は全裸になってシャワーで絡む” とお伝えしていた。その通りの展開となったようだが、あまりの “熱演” に面食らったデップが、そのシーンをカットするようプロデューサーらに求めていることを、英紙『The Mail on Sunday』が報じている。
2人の子をなした交際12年のパートナー、ヴァネッサ・パラディはもともと彼のその作品への出演を嫌がっていた。濃厚なラブシーンを求められる上に、そのお相手は共演男優キラーで知られるアンジーである。出てくれただけでも光栄であったことから、同紙はデップの要求が最終的には通るものと見ている。
本来どういうシーンであったかスクリプトを改めてご紹介すると、“フランク(デップ)が全裸でシャワーを浴びるキャラ(アンジー)に近寄り、濡れたままのその体を抱き上げてキス。キャラもそれに応え、自分の体をフランクに押し付け、彼の背中に脚を絡ませる。彼女の積極性に驚くフランクだが、二人はそのまま無我夢中でキスを続ける” というもの。
アンジーは、これがカットされるのではあまりにも残念とデップを説得したというが、とにかくそのシーンをヴァネッサに見せたくない彼は、何がなんでも円満な私生活が優先だと頑なになっているそうだ。
デップの代理人は、同紙の取材に「ノーコメント」。そしてソニー・ピクチャーズの広報担当者は、「そのシーンがカットされたなんて聞いていませんよ。本当ですか? ちょっと調べてみなければ」と動揺を見せたという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)