土日の混雑にうんざりしていた人たちには朗報だ。あのテーマパークが年中無休になる。
栃木県のおもちゃのまちバンダイミュージアムは今月1日より、それまで「土日祝日のみの開館」としていた開館日を「年中無休開館」へと変更した。海外観光客からの要望などを受けてのもので、大幅な開館日の拡大となる。
おもちゃのまちバンダイミュージアムは、玩具を主とした博物館だ。およそ3万点のバンダイコレクションの中から厳選したコレクションとそれらの研究成果を公開した4つのテーマミュージアムが目玉。他にも、歴代の合体ロボが一堂に集結したエリアや、バンダイならではの企画展エリア、さらには高さ約5.6メートルの原寸大ガンダム胸像もあり、大人が童心に返って楽しめる内容が盛りだくさんだ。
もちろん小さい子どもが遊べるスペースも充実。ピクニックもできる広大な芝生にはミニ鉄道も運行している。数々の貴重な展示品などから文化史をまなぶことができるので、家族連れにも人気のスポットとなっている。
これまでは土日祝日のみの開館であったが、北関東をはじめとした近隣の利用客、さらには海外からの観光客の強い要望もあり、今月からは「年中無休開館」となった。これにより、日光鬼怒川帰りの利用客や海外からの観光客も取り込みたい考えだ。
今月14日にはコスプレイベント「COSTUME PLAYER’S DELIGHT」も開催されるおもちゃのまちバンダイミュージアムは栃木県下都賀郡壬生町にあり、午前10時から午後4時半までの営業。車の場合は北関東自動車道壬生I.C.より約5分で、無料駐車場あり。電車の場合は東武宇都宮線・おもちゃのまち駅またはJR東北本線・石橋駅が最寄り。入館料は大人が1000円、中学生以下は600円で、3歳までは無料。団体割引もある。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)