赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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南アフリカの資源化学企業「Sasol」のクリスマスパーティが11月19日に行われた。しかしこのパーティ中にレジャーボートが転覆、6名が死亡するという悲しい出来事が起こってしまった。
パーティ会場はバーハム湾というリゾート地にあるビットバンク(Witbank)ダム。ダムのほとりでブライ(BBQ)をしたり、キャンプをしたり、2階建ての屋形船のようなレジャーボートに乗ったりと社員たちはパーティを楽しんでいた。特にボートの上ではお酒も飲んで盛り上がっていたが、不幸は突然おとずれた。目撃者によると、ボートは船尾から沈み始め、次の瞬間には転覆したそうだ。事故当時ボートに乗っていたのは21名、うち6名が死亡する惨事となった。被害者の中にはボートの舵をとっていた男性、妊娠中の女性や次の日に誕生日を祝うはずだった年配の男性もいた。
目撃者の1人はその様子を写真に撮っていたが、2、3枚撮っただけでボートは水面下へ消えてしまったほどあっという間の出来事だったらしい。ほとんどの人は沈む直前にジャンプして逃げたが、亡くなった人はライフジャケットをつけていたために船が転覆した際、エアポケットがなく行き場のない状態のまま溺死したそうだ。
レスキュー隊が水面下から遺体の入った黒いビニール製の袋を出すたびに、湖畔では叫び声と泣き声が聞こえた。
12月に入ると学校や会社はクリスマス休暇が始まる。被害者の家族にとっては辛すぎる年末年始となってしまった。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)