南アフリカの道路は危険が多い。渋滞、無謀な運転をする車や、突然飛び出す自転車や歩行者などで、運転手は油断できない状態だ。そんな中、朝の6時から9時までの間に48名が逆走をしているとして逮捕された。

11月10日の朝6時から9時までで、警察が逮捕した運転手は48名。いずれの車も逆走していた。これは、ある人が「朝のミニバスタクシーが交差点付近で逆走していて危険」と訴えてきたために警察が行ったものだった。

この48名のうち、危険な運転で有名なミニバスタクシー運転手はたったの5名、19名が女性でそのうちの1人はなんと警察に苦情を訴えた人の娘だった。

逮捕者は保釈金を払って釈放されているが、後日裁判所へ行くことになっている。

警察は「全ての運転手は交通ルールに従わなければならない。警察は事故件数を減らすためにも取締りを強化する予定だ。」と述べている。

南アフリカは車社会。朝と夕方は通勤・帰宅ラッシュが激しく、暴走運転や無理な車線変更をする車、自分のやりたいように運転する車などが絶えない。最低限のルールを共有しないと、同じ道を走ることは難しいだろう。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）