イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ポーシャ・デ・ロッシ 1日300カロリー、下剤を20個。ショッキングな過去の食生活

危険な食生活とダイエットは、じつに紙一重だ。女優のポーシャ・デ・ロッシは、以前の驚くべき食生活を明らかにした。 かつて摂食障害に悩まされていた彼女。その時の食事の量は、1日あたり300カロリーだったと言う。このため、彼女の体重は40キロを下回ってしまった。

「1日のカロリーは、300カロリーだったわ。」

摂食障害と闘っていた過去を振り返るポーシャ。彼女が、当時の食生活を明らかにしたのは、トーク・ショー番組でのことだった。彼女が摂食障害に悩まされていたのは、ドラマ「アリー my Love」の撮影に挑んでいた頃。まだポーシャがハリウッド女優としてのスタートをきった時期である。

オーストラリアからロスに移り、ハリウッド女優としての生活を始めたポーシャ。そんな彼女を待っていたのは、スリムでいることへのプレッシャーであった。そのプレッシャーに圧倒された彼女の食生活は、実に想像を超えたものとなる。

痩せることへの執念に駆り立てられたポーシャは当時、1日に20個の下剤を服用したと告白する。1日に300カロリーの食事を続けた彼女の体重は、やがて40キロを下回ることになる。彼女の身長は、171センチ。日本人男性の平均的な身長と同じであることを思えば、実に病的な体重であったことが分かる。

「別に誇りにすることではなかったわ。」

当時を苦い口調で振り返る彼女。しかし当時は、痩せること以外に何も考えられなかったという。同時に、過度のダイエットも、自らの意思で行っていたことは確かだとしている。

最近ポーシャは、そんな当時の経験を一冊の本にまとめた。タイトルは「Unbearable Lightness: A Story of Loss and Gain」。ポーシャは、この本の中で、女優として駆け出しの頃を振り返ると共に、摂食障害に悩まされた当時の状況を記している。理想の体型でいることの重圧についても考えさせてくれる示唆に富んだ一冊と言えるだろう。

さて、スリムでいることに焦点が置かれがちな昨今。あなたがハリウッド女優でなくても、過度のダイエットは禁物だ。バランスのとれた食事に、適度な運動こそが大切。日ごろの健康的な生活を心がけたいものである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)