国内最大の音声コミュニティ「こえ部」では、オーディションイベント『飛び出せ!未来の声優 こえ部アワード2010』を開催する。今年初の試みだが、優秀者にはプロデビューも夢ではない副賞も用意されているので、声優や歌手を目指す人は要チェックだ。
昨今のアニメブームにより、声優という職業が脚光を浴びるようになってきた。昨年末の紅白歌合戦で、世に更にその名を知らしめた水樹奈々さんも声優業をメインとする人気声優の一人だが、声優が紅白歌合戦で大物歌手やミュージシャンらと肩を並べる時代となり、もう声優は“裏方”のイメージの強い仕事ではないと言える。そんな背景もあってか、将来声優になりたいと考えている人は少なくないようだ。
そんな夢を抱える人たちの舞台の一つになっているのが株式会社カヤックが運営するサイト「こえ部」だ。20万人以上が参加する国内最大級の音声コミュニティで、ユーザーが独自の工夫をこらした音声作品を発表する場として活用されているほか、サイトへの参加を通じて、プロ声優としてのチャンスを掴んだ人もいるという。
その「こえ部」が、今年初めて「こえ部で一番演技のうまい声優、歌のうまい歌い手」を決めるイベント『飛び出せ!未来の声優 こえ部アワード2010』を開催する。募集がおこなわれているのは「セリフ部門」「歌い手部門」の二つ。エントリーされた音声の中からまずは70名がノミネートされ、その中から特別審査員と「こえ部」のプレミアム部員の投票によって受賞者7名が決定する。
受賞した7名にはクリスタルたて笛やこえ部ステッカーなどの賞品が贈られるほか、セリフ部門の優秀者2名には、業界最大の声優表彰の舞台である『声優アワード』が実施する「新人発掘オーディション」に決勝本選から出場できるシード権が、歌い手部門の優秀者2名には携帯着うたフル公式サイト「iうた★取り放題」にてカバーボーカリストとして着うたフル配信デビューする権利が、それぞれ副賞として与えられる。単に仲間内で一番を決めて楽しむお祭り、というだけではなく、このチャンスを生かせばプロデビューも夢ではない、登竜門的な役割をも担おうというわけだ。
応募に特に条件などはなく、「こえ部」にユーザー登録すればだれでも参加できるので、自慢の声を武器に一歩踏み出したいなら、挑戦してみてはどうだろうか?
(TechinsightJapan編集部 小林由佳)