SMAPのメンバー稲垣吾郎が『最初はメンバーではなかった』という噂が都市伝説的に流れている。同じくSMAPの草なぎ剛が、以前テレビ番組でそうした発言をしたことが発端ともされており業界でも信じる者が多いのだ。その噂に対して稲垣吾郎が遂に真相を語った。

草なぎ剛が2年ほど前にテレビ「笑っていいとも！」の中で「吾郎ちゃんは本当はSMAPじゃなかったのに勝手に取材の時にやって来てSMAPになった」と口にした為に『稲垣は初めSMAPメンバーではなかった』という都市伝説ができあがったのだ。11月3日の「笑っていいとも！」に、その稲垣吾郎が出演した。彼は“草なぎ発言”から2年後、同じ番組で都市伝説の真相を語ることになった。

コーナー企画で『稲垣吾郎は最初はSMAPのメンバーじゃなかった！ウソ？ホント？』という質問にレギュラー陣の太田光 (爆笑問題) 、千原ジュニアそしてタモリさえも答えは『ホント』だと確信していた。しかも進行の田中裕二 (爆笑問題) が持つ台本にも答えは『ホント』と書かれていたのである。
ところが稲垣吾郎が正解は『ウソ』だと答えたのだ。つまり「稲垣吾郎は最初からSMAPメンバーだった」のである。
稲垣によるとSMAPの前身でもある「スケートボーイズ」には現SMAPメンバーの他にも国分太一（現TOKIO）や坂本昌行（現V6）など総勢20数名が混在しており、その中からSMAPが結成されていった。結成にいたる前段階で木村拓哉、中居正広を中心に草なぎ剛らがパフォーマンスをする際に稲垣吾郎が参加していないことが多かった為に『吾郎ちゃんはメンバーじゃなかった』という印象を持たれているというのだ。SMAPが正式に結成された時にはしっかり稲垣吾郎もメンバーとなっているのだ。

この日スタジオにいた芸能人とスタッフの多くが信じていた『稲垣吾郎は最初はSMAPのメンバーじゃなかった』という都市伝説が見事に崩壊した瞬間だった。
同番組は生放送なので台本では稲垣吾郎が「ホント」と回答する予定でシナリオが描かれていた。そのため時間が余ってしまい、調整の為に進行の田中裕二がゲストのアントニオ猪木から闘魂注入のビンタを受けるハメになったのである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）