マイリー・サイラス（17）のそれは自慢の両親であった、カントリー歌手の父ビリー・レイ・サイラスと母レティシアさんが、残念ながら離婚を発表した。

もうすぐ結婚18年目を迎えるはずであった、この2人の離婚を報じたのは米芸能誌『People』。バツイチ子持ち同士の再婚という典型的なステップ・ファミリーであったが、仲の良い大変明るい家庭だと評判であった。家族でゾロゾロと楽しそうにショッピングや外食に出かける姿にも、“PDA(人前なのでわざと仲良く振舞う)” と言われることは一度もなかった。

だがこの所、マイリーおよび姉妹は母レティシアさんとばかり行動しており、父ビリー・レイの存在感はかなり薄くなっていた。別離の理由は “和解し難い不和” とのこと。離婚届けはテネシー州で26日に提出されたそうだ。

ビリー・レイとレティシアさんは連名で、「お察しの通り、今私たちの家庭は大変苦しい状況にあります。ここを切り抜けようと各々が必死です。どうかしばらくの間、そっとしておいて下さい」という声明を発表している。

2人の結婚は1992年12月のこと。ビリー・レイと以前の恋人の間にはクリストファー（男・23）さんがおり、レティシアさんには元夫バクスターさんとの間にもうけたブランディ（女・23）さん、トレース（男・21）さんがいた。再婚後に生まれた実子が、マイリー（女・17）、ブレイソン（男・16）、ノア（女・10）である。

まだ17歳で、ロー・ティーンの憧れのお姉さんでもあるアイドルのマイリーだが、この所やけに肌を出してセクシー系歌姫の仲間入りを果たし、世間は当然のように、“親は何をしている！” と批判の矛先をビリー・レイとレティシアさんに向けた。

ワイルド＆セクシー路線を好まない父ビリー・レイと、“今時の女の子の気持ち” が分かり過ぎるチョット派手めな母レティシアさん。マイリーの件が夫婦の諍いの種にならなかったと言えば、ウソになるのではないか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）