昨年クリスマスに旅行し、婚約したことからすっかりインドに魅了されていた、英国人コメディアンのラッセル・ブランドと人気歌姫ケイティ・ペリー。二人が23日、めでたくインドで結婚式を挙げたことを現地メディアが次々と報じている。
“家族や友人に祝福されて、一生の思い出に残るようなごくフツーの結婚式を挙げたい。メディアに写真を売ることもしないよ” と出発直前に語っていたブランド。とは言え、現地メディアによる情報を見る限り、米国で言う “フツーの式” とははるかに異なっていたようだ。
会場となったのは、荒野が広がるインド・ラージャスターン州の、大自然に囲まれたサファリ・テント・スタイルが有名な「アマニカス」。アーチ形の大きな暖簾など、デコレーションは朱色を中心にカラフルなものばかり。サリーをまとった花嫁ペリーの手には、ヘナ染料を用いた伝統的なペインティング、「メヘンディー」が施された。
式を盛り上げてくれたのは、ラクダ、象、馬といった21頭もの動物と、ダンサーやミュージシャンら。潜入しようとしたカメラマンが殴られるといったアクシデントも起きていたが、式は滞りなく終了したという。
ところでこのカップル、ちょっと変わったプレゼントを交わしたようだ。ブランドはペリーに、ルビーの指輪とベンガルトラの雌の赤ちゃんを、そしてペリーはブランドに象の赤ちゃんを贈ったというから驚き。新婚の二人が、これからその動物たちの世話に追われるということ?
いえいえ、Ranthambhore国立公園のサンクチュアリ(鳥獣保護区域)に棲息しているトラと象の中のそれぞれ1頭らしく、どうやら夜空の小さな星を買って自分のモノにする、あのシステムと同じらしい。何はともあれ、本当にオメデトウございます!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)