イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】リンジー・ローハン刑務所行きを免れるも、クリスマス~正月はリハビリ施設で。

予定されていた通り22日、LA郡ビバリーヒルズ地裁に出廷したリンジー・ローハン。ヒアリングを終えて車に乗る際には、心の底からホッとしたような表情であった。最も心配された刑務所入りを免れたためだ。

22日の法廷は、リンジーにかつてない緊張を強いるものであった。何しろ “もうリハビリは十分、檻の中でしっかりツトメ上げろ” と検察側はカンカンで、刑務所逆戻りを命じられる可能性が高いと見られていたのだ。

ダネット・メイヤー検事は「違反、執行猶予、観察保護、違反、収監、保釈、リハビリ、ヒアリング、私は事件当初からこの件を担当してきましたが、同じサイクルの堂々巡りを続けているだけですよ。半年くらい刑務所に入れなければ、彼女の目は覚めない」と厳しい判決を求めた。

しかしリンジー側のショーン・チャップマン・ホーリー弁護士は、「ぶり返しは依存症にはよくあることです。この段階を経て克服の意志が強くなり、現在のリンジーはまさにその治療プラグラムを受けているところです」と弁明。現在リンジーが滞在しているリハビリ施設、 “Betty Ford” から担当カウンセラーも同行した。

この件を新しく担当しているエルデン・フォックス判事は、ここでやはり温情をみせた。リンジーから反省の手紙を受け取ったとし、「長いこと彼女に求められていたのは、自分は依存症患者だという自覚でした。それが今の彼女にはあります」と述べた。

また、「ここで性急に彼女を刑務所に送る必要はないでしょう。人というのは、時にセレブの転落人生を面白がる傾向にありますが、そうであってはなりません」とも。その上でリンジーに「来年1月3日までリハビリ生活を続けなさい」と言い渡し、アルコール検知器「SCRAM」の装着義務を解いてくれたのだ。

ただし「今後も抜き打ちのテストは続きます。そこで薬物やアルコールの陽性反応が出たり、他の違法行為が認められれば、即座に180日間の服役を言い渡します。それを忘れないように」と厳しい言葉も添えられた。次のヒアリングは来年2月25日になる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)