戦場カメラマン渡部陽一氏がテレビCMに登場することになりグラドルの山本梓と共演した。渡部陽一氏と山本梓の接点は意外と古くからあり、彼は山本梓の水着姿が掲載された週刊誌「ヤングサンデー」を大切にしているのだが、それには理由があった。
10月8日に撮影が行われたニンテンドーDSソフト「桃太郎電鉄WORLD」のテレビCMでは山本梓がキャビンアテンダント役、渡部氏は乗客役として出演しているが、この2人は以前同じ雑誌に掲載されたことがある。
実は2008年に休刊となった雑誌「週刊ヤングサンデー」の人気企画だった『絶望に効くクスリ』に戦場カメラマン渡部陽一氏との対談が描かれていたのだ。
彼はその雑誌を10月17日放送された「さんまのスーパーからくりTV秋の超特大号」での自宅訪問シーンで紹介したのである。
明石家さんまが手に取った「週刊ヤングサンデー」には表紙に水着姿の山本梓が載っており『山本梓BIGポスター』付きの案内も出ていた。
渡部氏が登場したのは『ゼブラーマン』で知られる山田玲司氏が、様々な人生を歩んできた著名人らと毎回対談してそれを漫画で紹介していく企画でのことだった。
すでに戦場カメラマンとして活動していた彼に山田氏は『ただならぬ人生』を感じていたのだ。漫画の中の渡部氏は現在の彼と同じく穏やかな表情でゆったりと話していた。(漫画でもゆったりと話しているのが伝わるのである)
「戦場カメラマン、辞められませんね」と笑顔で話す渡部氏の画には『ちょっとイスラムの聖者みたいなオーラ』と注釈が添えられていた。
渡部氏はこの雑誌が発売された時には「20冊買いました」と話しており、やはり凄く嬉しかったようだ。彼は表紙を飾っていたのが山本梓だということも覚えており、今回のCM共演では実物はもっと『美しい人』だったと感激していた。
また、渡部氏は紛争地帯へ取材に出かけるときに必ず携帯するというiPodを披露した。戦場で必ず聴くという楽曲が絢香の「三日月」なのだ。
「三日月を聴くと現地で平常心を取り戻すことが出来る」と彼は語った。
さんまは普段の渡部氏からは想像しにくい意外な音楽の趣味に関心をもった。彼に絢香の夫でもある水嶋ヒロが活動休止になった件を尋ねてみたのだ。
渡部氏はそうした情報にも詳しいようで「衝撃でした!」と答えると映画「BECK」も観に行っており、これからも絢香、水嶋ヒロ夫婦を「応援していきたい」と思いを語った。
渡部陽一氏は昨年結婚して今年第一子が産まれており、今は家族という心の支えも出来た。しかしそれまでも山本梓と絢香という2人の女性が戦場での彼の支えとなっていたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)