エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「子育て引退する」多部未華子。「大河主演する」三浦春馬。実はお似合い? の二人。

映画『君に届け』の宣伝で三浦春馬と多部未華子がバラエティ番組で共演することが多い。2人の間での設定なのか、多部は三浦に対してあまり関心が無いという素振りを見せるのだが、そのやり取りが実に面白いのだ。逆に意外とお似合いの2人では…とも思われたが、その人生設計の中身は大きく違っていることがわかった。

すでに、俳優として落ち着いた雰囲気さえ漂う2人だが、三浦春馬が20歳、多部未華子が21歳とまだ成人して間もないのである。

多部未華子は三浦に対して「年下に興味は無い」と言えば、三浦も多部のそんな態度に「絶対俺のこと、良く思ってない」とコメントしたりと、まるでお互いに気になる高校生の男女が照れ隠しする姿に似ている。

実はけっこう気が合うのかとも思えるのだが、10月2日に「メレンゲの気持ち」で共演した時に2人の生き方が大きく違うことが分かってしまったのである。

番組では事前に2人に「これからの人生をどうしたいか」という主旨で『人生設計図』を描いてもらった。まだ20代前半だというのに2人とも実に明確に人生設計をたてていることに驚かされた。

多部未華子は26歳までは仕事に打ち込むが、27歳で恋愛する機会があり、30歳までに結婚することになる。34歳で男子、35歳で女子を出産すると子育てに専念するために女優は引退するというのだ。

これは子育て期間として14年間は「子どもに捧げたい」という、彼女が最もこだわる部分であり途中復帰も考えていないと言うほどなのである。

一方の三浦春馬は当面は仕事に打ち込み、なんと23歳では何らかの形で「賞を取りたい」と考えている。久本雅美から「主演男優賞も狙える」と言われたがこれには照れて否定していた。

30歳までに結婚したいところは多部未華子と似ているが「30歳で大河ドラマに主演する」という辺りからいっそう仕事に燃えることになる。

31歳~40歳にかけては次の世代となる役者たちに自分の経験を教えて育てたいと考えている。彼はアミューズの先輩でもある岸谷五朗が後進を指導する姿に憧れているのだ。

このように30歳で結婚してからの多部と三浦は、芸能界に残るか引退するという方向の違う人生計画を持っている。

しかし50歳からの計画は似ているのである。多部は「趣味を楽しむ」予定であり、三浦は41歳~50歳まで農作業をして51歳からは「カッコイイおじさんとなる」ことを目指しているのだ。

ここからはあくまで想像としてだが、もし三浦春馬多部未華子が結婚するとしたら実は2人の人生設計はピタリと一致するのだ。多部は主婦、母に徹することになり、三浦が家族のために仕事に精を出す。そして子どもが自立して家を離れ2人となった時に農作業を始めるというわけだ。不思議と2人の計画どおりに進むのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)