writer : techinsight

宮崎県知事から大阪市長まで「首長なう」 知事・市長のつぶやきを地図上に公開「マピオンメイヤー」。

株式会社マピオンは、同社が提供する日本最大級の地図情報検索サービス「マピオン」において、地図上に自治体首長のTwitterのつぶやきを表示する機能「マピオンメイヤー」の公開を開始した。利用は無料で行える。

このサービスは、地図とTwitterが融合し、都道府県知事や市区町村長など首長のつぶやきを庁舎の位置に表示するもの。Twitterアカウントを持つ首長の所属する県庁などの役所の位置にTwitterのアイコンが表示され、クリックすると首長のTwitterの最新のつぶやきが表示される。

例えば「マピオン」で宮崎県庁舎付近を1/8000以下の縮尺で表示すると、東国原英夫知事の顔写真アイコンとTwitterのつぶやきが表示される

表示されるTwitterアカウントは、今のところ知事が新潟高知など7県で、区市町村長は北は北海道・ニセコ町から南は佐賀・武雄市まで39アカウントが登録されている。

最近は国政の政治家に限らず、知事や市長によるTwitter上での情報発信が増えている。また、全国最年少市長として話題になった千葉・千葉市の熊谷市長や、橋下知事とのバトルでマスコミに登場する機会も増えた大阪・大阪市の平松市長、男性首長初の育児休業を取得した東京・文京区の成澤区長など、注目を集める市区町村長も増えており、「マピオンメイヤー」はそうした個性派首長の言動や政治活動を広めるのに一役買いそうだ。

「マピオン」では今後、自治体の情報発信から地方活性化につながるようなサービスの提供を検討しているという。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)