赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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チリ北部コピアポ郊外で33人の作業員が生き埋めになった鉱山落盤事故も無事に救助が終了した。実はこの裏舞台で南アフリカのある会社が一番乗りで仕事をしていたのはご存知だっただろうか。
この会社は「Murray & Roberts」という南アフリカの建設会社。最初に事故現場へ到着すると、直径が大きく穴を深く掘る削岩機『Strata 950』を導入し、33名が閉じ込められた688メートルもの深さまで掘っていったのだ。
この功績に南アフリカのある政党では「技術的に難しかったことに南アフリカが援助でき、さらに全員が無事救助できたことは素晴らしい。」と褒め称えた。「また1960年に南アフリカで起こった、似たような鉱山事故では435人が命を落とした。今回は全員が無事で家族も一安心だろう。」と述べた。
この「Murray & Roberts」という会社は世界的に広く活躍しており、ドバイで有名なヨットの帆をイメージした『バージュ・アル・アラブ』ホテルやドバイの『シャングリラ』ホテル、さらに南アフリカのワールドカップスタジアムなどの建設も行っている。
技術の進歩によって人命を救うことができるというのは素晴らしい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)