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フェンリル、ファイル管理ソフト「FenrirFS 1.2」の無償提供を開始

OSのファイルマネージメント機能が貧弱だった時代には、さまざまな、フリーウェア/シェアウェアのファイルマネージャーが愛用されたものだが、近年はOSバージョンアップに伴いファイル管理機能が向上したため、標準の機能だけで満足して使っているユーザーがほとんどである。

しかし、ファイルの分類とラベリングという機能については、OSでの対応は未発達である。そこで今般、フェンリルから先進的な機能を搭載したファイル管理ソフト「FenrirFS 1.2」が無償提供された。

FenrirFSは、ファイルに見分けやすいスターやラベルを付けて、たくさんのファイルをストレスなく管理することができるファイル管理ソフトウェアである。

「FenrirFS 1.2」では、ファイル名を編集しながらラベルを直接入力して追加することができる。

数文字入力すればラベルの候補が表示される補完機能があるので、複数のラベルも素早く追加することができる。

また、Windows 7のジャンプリストから作業トレイなどをすぐに開いたり、タスクバーのアイコン表示で作業トレイ内のファイル数がひと目でわかるなど、Windows 7への対応も強化されている。

ファイル名を編集するように、直接ラベル名を入力することでファイルにラベルを追加できる。

ラベル名をすべて打ち込まなくても、数文字入力すれば一致するラベルの候補が速やかに表示される。

これにより、ファイル名を変更しながら同時にラベル付けをしたり、キーボード操作のみでたくさんのファイルを迅速に管理することができるようになる。

Windowns 7のジャンプリストからラベルや作業トレイ、スター付きアイテムなど、FenrirFSの各リストをすぐに開くことができる。

また、ファイルを追加したときの進行状況をタスクバーボタンに表示したり、作業トレイに入っているファイル数をアイコンとともに表示して知らせるなど、Windows 7の標準的なUIとの親和性を向上させる機能が追加されている。

デスクトップが大量のアイコンとフォルダとファイルで溢れかえっているユーザーは、「FenrirFS 1.2」を使って効率的なファイル管理を目指してみる価値はあるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)