レノボ・ジャパンはノートブックPC「ThinkPad T410s」「ThinkPad T510」の2機種に、NVIDIAのGPU切り替え技術「NVIDIA Optimus テクノロジ」搭載モデルを追加した。
同技術はPC上でアクティブになっているアプリケーションを、プロファイル情報からチェックし、ディスクリートGPUを有効にするのか統合グラフィックスを有効にするのかを自動で判断する。
アプリケーションによって効率よく処理できるプロセッサーへ負荷を分けることにより、バッテリー駆動時間を長くすることができる。
両モデルは、インテル Core i5-560M プロセッサーとモバイル インテル QS57 Express チップセットを採用し、NVIDIA NVS 3100Mを搭載した上で、最大8GBのメモリーを搭載可能となっている。
OSにはWindows 7 Professional正規版(64bit)を採用し、DVDスーパーマルチ・ドライブを搭載。
通信モジュールは、WLAN、WiMAX、Bluetoothとなっている。
NVIDIA Optimus テクノロジ搭載「ThinkPad T410s」では、250GBのハードディスク・ドライブを搭載し、6セルバッテリーにより最大約4.7時間のバッテリー駆動時間を持つ。
NVIDIA Optimus テクノロジ搭載「ThinkPad T510」では、320GBのハードディスク・ドライブを搭載し、9セルバッテリーにより最大約8.4時間のバッテリー駆動時間を持つ。
また、2機種とも、本体のディスプレイポート、オプションのミニ・ドックプラスのDVI/VGAポートを使用して、同時に4つのスクリーンへの出力が可能である。
複数のモニターにより多くの情報を表示することにより、ユーザーのビジネスの生産性の向上を実現する。
2010年10月13日より発売が開始されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)