writer : techinsight

日本の昔話を海外に発信!海外向け絵本読み聞かせiPad/iPhoneアプリを配信 エキサイト

エキサイト株式会社は、2010年10月6日より、海外向け絵本読み聞かせiPad/iPhoneアプリケーション『Bedtime Stories vol.1 – Japanese Folk Tales』(iPad版:US$4.99/iPhone版:US$3.99)の配信を、世界約90ヶ国のApp Storeにて開始した。
海外への発信とは別に、誰でも知っている日本の昔話を素材に、外国語のレッスンにも使えることが特長である。

本アプリは、7月7日に発売したiPad/iPhoneアプリ「ママ、読んで!おやすみ前のおとえほん vol.1 ~読み聞かせ日本昔話~」を完全英語化した、英語圏のiPad/iPhoneユーザに向けたアプリである。

良質なオーケストラ・サウンドと、ぬくもりのあるイラストにより構成され、一話約7分間で日本昔話を英語で読み聞かせすることができる、家族向けの内容となっている。

シリーズ第一弾となる本アプリは、日本昔話の定番である「いっすんぼうし」「こぶとりじいさん」「かぐやひめ」の三話を英語化した。

本プロジェクトのプロデューサーである音楽家・守時タツミ氏による心地よいサウンドと、イラストレーター・柿原さゆり氏による素敵なイラストを楽しみながら、昔から語り継がれてきた日本の美しい昔話を英語で読み聞かせすることができる。

また読み聞かせに加えて、録音モード、鑑賞モード(聞く/読む)があり、利用シーンに合わせて使い分けることが可能である。

【READ WITH MUSIC(読み聞かせ)モード】は、カラオケのように、テキストの色が変わるタイミングに合わせて読み進めていくモードである。

誰でも自然に臨場感溢れる読み聞かせができるので、リビングで、ベッドルームで、子どもとのコミュニケーションに活用できる。

【RECORD(録音)モード】は、読み聞かせを録音することができるモードである。

読み聞かせを録音するだけでなく、子ども自身の朗読を録音するなど使い方は自由。子どもが一人でおやすみ前に聞くときのために、また子どもの成長記録として音声を残したいときに活用できる。

【LISTEN(聞く)モード】は、録音したナレーションを、音楽に合わせて聞くことができるモードである。

また、外国人ナレーターによる英語の朗読音声(別売:アプリ内追加購入)を再生できる。

【READ(読む)モード】は、ページを一枚一枚、手でフリックしながら、絵本を読むように昔話を鑑賞するモードである。

子どもへの読み聞かせも大事だが、まずは大人が読み聞かせしながら英語などの外国語を学んでいくプロセスが楽しいアプリと言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)