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カタール航空のパイロットが、離陸後しばらくして心臓発作を起こし死亡するというハプニングが発生した。
死亡したのは、カタール航空に勤めて5年になる43歳のインド人パイロットであった。
彼はマニラ発ドーハ行きのカタール航空645便を運転中、出発地マニラを出てしばらくすると心臓発作に見舞われ、その後すぐに死亡した。
だが幸い、同乗していた他のパイロットがすぐに舵をとり、大事には到らずに済んだ。
パニックが起こることを想定してか、乗客には当初、パイロットの死は伝えられなかったという。
飛行機はその後、マレーシアの首都クアラルンプールに一旦立ち寄り、新たなパイロットを乗せ再出発した。
結果的に4時間半の遅れが生じたが、飛行機は最終的に、目的地であるカタールの首都・ドーハに無事到着したという。
パイロットとその家族には気の毒な出来事であり、乗客と従業員にとっては大変なハプニングであったが、大きな事故が発生することなく飛行機が無事目的地に到着することが出来たのは何よりである。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)