10月11日にNHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影が終了した。10月26日に坂本龍馬の妻、お龍を演じた真木よう子がテレビ「笑っていいとも!」に出演して福山雅治と共演した感想を語った。
「龍馬伝」も11月28日で最終回となる予定で、龍馬暗殺へのカウントダウンも進んでいる。早くも市川亀治郎(歌舞伎俳優)が暗殺犯を演じるという話題も出てきた。
「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに登場した女優の真木よう子はすでに映画「SP 野望篇」の宣伝へとシフトチェンジしており、多忙なために「龍馬伝」クランクアップの打ち上げにも参加できなかったそうだ。
「SP」の話題で盛り上がっていた真木よう子は、タモリから坂本龍馬役の福山雅治はどういう印象だったかと尋ねられて、ようやく「龍馬伝」について話した。「福山さん…まあまあでした」と思わず口にしてしまい、慌てて「いえいえ。凄いカッコよかったですよ」と言いなおしたほどで、彼女はほとんど「龍馬伝」についてコメントする用意をしていなかったようだ。
しかし、それだけに面白い内容を明かしてくれたのである。福山雅治について「モテる、カッコイイ男性というイメージだったが実際は気さくで面白い事ばかり話してくれる」ことが印象に残ったと彼女は語った。
ドラマの撮影でもアドリブで面白い事をいうので困るというのだが、これにはタモリが反応した。タモリも「ブラタモリ」でNHKの番組に出演しており、過去には紅白の司会を務めたこともありNHKには詳しいのである。NHKは『予定通りに事をすすめるやり方を大切にする』イメージを持っていると思っていたようだ。それ故にタモリは「NHKのドラマでアドリブやっても怒られないの?」と真木よう子に聞き返した。
真木よう子によると撮影は台本どおりに終わっても、監督からカットがかからないことがある。その時はアドリブで演技を続けることがあるというのだ。
福山龍馬が妻のお龍と「2人で風呂に入ろう」というシーンがある。そのとき福山がアドリブで彼女の耳元で囁いた言葉は「お龍、お風呂はアツくないといかんぜよ」だったのだ。真木よう子は笑いをこらえるのに必死だったらしい。
このシーンはまだ放送されておらず、今後のお楽しみとなるのだが真木よう子は「かなり笑ったのでカットされてるかも」と首をかしげていた。なんとか採用されていることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)