キングオブコント2010のチャンプ、キングオブコメディの今野浩喜が交際していた女性からDVとも思われる仕打ちを受けていたことを明かした。

今野浩喜が高橋健一とキングオブコメディを結成したのは10年前だった。彼らは当時小ライブを行って活動しておりファンも少しずつ増えてきた。2005年にはアンガールズや東京03、そして小島よしおを世に出したことで知られる第3回お笑いホープ大賞に優勝している。
特に今野はブサイク芸人の1人とされ、その存在自体がネタになるキャラクターの持ち主だ。そんな彼が10月26日放送の「笑っていいとも！」でファーストキスの経験を話したのだが、その彼女との思わぬ関係も明らかとなってしまった。

今野浩喜がファーストキスした年齢は21歳で約10年前。ちょうどキングオブコメディとして活動を始めた頃のことだ。当時、彼らの小ライブをいつも見に来てくれたファンの女性と交際を始めたのである。
しかも、彼女の方から今野に直接ラブレターを渡したというのだ。手紙には「デートして欲しい」と書かれており、今野はそれを受けて2人は彼女の部屋でキスしたのである。
彼女は音楽の教師で彼より2歳年上だった。2人の交際はしばらく続いたが1年半で破局を迎えてしまうのだ。

別れた理由を聞かれた今野は「元気な方でして」と彼女からたびたび殴られたことを明かしたのである。最初はデート中に今野が道を間違ったことを理由に殴られた。グーパンチで殴られることもあれば、蹴りが入ることもある。
次第に彼女の行為はエスカレートして、別れる前には理由も無く殴られるようになっていた。別れた後、彼女はキングオブコメディのライブに来ることはなかったという。

日本でもドラマ化された韓国映画「猟奇的な彼女」は彼女がDV体質だがそれは辛い過去が原因となっており、実はやさしい性格を持つという設定だった。
今野浩喜は、年長者から言いがかりをつけられても恐れることが無く堂々と対応するので、周囲からも一目置かれているところがあるのだ。決して臆病な性格ではない彼が、彼女から暴力を受けても別れずに1年半交際したのは何か理由があったのかもしれない。
ただ、今回の番組中の彼の話から判断するとそれ以来、他の女性とキスした経験は無いようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）