結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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2011年1月に放送開始から満20周年を迎える「ライオンのごきげんよう」。10月4日には20周年を記念したお楽しみ企画である「出張サイコロ」が放送された。通常ゲストをスタジオに迎える「サイコロトーク」だが今企画では司会の小堺一機が出張する。
「出張サイコロ」の第一回目は大ベストセラーとなった塩野七生著『ローマ人の物語』が原作の話題の舞台『カエサル ―「ローマ人の物語」より―』の稽古現場に出張した。現場ではユリウス・カエサル役の松本幸四郎、セルヴィーリア役の高橋惠子、クレオパトラ役の小島聖、ブルータス役の小澤征悦が小堺を出迎えた。松本幸四郎のトークを皮きりに、“賽”は投げられ、舞台の裏側が次々に明らかになった。
高橋惠子が演じるセルヴィーリアはブルータスの母親に当たる。ブルータスといえばカエサルを暗殺した首謀者だ。高橋は暗殺の報せを聞き、激怒する場面で感情が昂る余り、ブルータス役の小澤征悦にひどい仕打ちをしてしまったことを明かした。
それは息子の髪を掴んで引きずり回すという過激な場面の稽古のときのこと。本来、髪を掴まれても手で支えておけば痛みは少ないという。だが高橋は手順を間違え、小澤が手で支える前に髪を掴み後方に投げてしまった。その痛みは「髪がなくなる」かと思うほどのもの。このときのことをふり返り、高橋は神妙な顔つきで「そういう所(感情に流される所)があるのかも」と述べた。千秋楽を終えた後、小澤の髪の毛は無事に残っているか気になるところである。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)