グラドルの山本梓は大の犬好きで知られる。彼女はペットの「プーちゃん」と散歩する時に出会うおばあさんがいたのだが、ある日その会話の内容が不自然なことに気づいたのだ。
山本梓といえば以前『ハワイで見知らぬオバサンからトイレに連れて行かれて水着を脱がされた』という仰天体験を語ったことがある。彼女はそういう不思議な事件に出合う運命にあるのか、10月14日放送の「ダウンタウンDX」に出演した時にはかなり怖い霊体験を明かしたのだ。
山本梓が愛犬プーちゃんと散歩していると空き地の前におばあさんが立っていた。おばあさんの方から彼女に「今晩は」とあいさつしたので山本梓も「こんばんは」と返した。おばあさんは穏やかな感じで「かわいいワンちゃんですね」と話しかけてくるので「ありがとうございます」と彼女も応じる。「暑いのに大変ね」おばあさんはそう言うと「ではさようなら」と話を終えたので山本は散歩を続けた。
やさしそうなおばあさんだったので印象に残っていたのだが、数日後に散歩しているとまた空き地の前でそのおばあさんと出会ったのだ。おばあさんはやはり「今晩は」とあいさつしてきたので山本も「こんばんは」と返した。「かわいいワンちゃんですね」というので「ありがとうございます」と答えると、「暑いのに大変ね」とおばあさんが言った時に彼女は『この前と全く同じ会話だ』と気づいた。そして「ではさようなら」とおばあさんは話を終えたのだ。不思議な感じはしたがそのまま彼女が散歩を続けようとした時だった。
通りかかったサラリーマン風の男性が山本梓をじっと見ていたのだが、やがて近づいてきてこう言ったのである。「あの……、なぜ1人で話していたんですか?」と。意外なことを言われて彼女はびっくりしたが「え、おばあさんと話してましたけど…」と説明すると男性は「いえ。あなたは1人で話していて、しかもおじぎまでしてるので」と不思議に思って声をかけたと言うのだ。山本梓は「もしかしてあのおばあさんは幽霊なのか?」と気づき、その会話が不自然なことに納得した。
それから一週間後、彼女は散歩中にまた同じ場所でおばあさんに出会ったのだ。そしてまた「今晩は」「かわいいワンちゃんですね」「暑いのに大変ね」「ではさようなら」の会話が終わり別れた。そこで彼女は思い切って振り返ってみた。するとそこには誰も居なかったのである。
彼女がおばあさんと会話している時に犬のプーちゃんは全く無反応でシッポを振ることもなかったという。よく聞く話では人には見えない霊が犬には分かるので吠えたりするというが、どうやら人間同様に育ったプーちゃんには野生の勘がなくなっているようだ。
実はこの空き地、山本が知ってからずっと空き地のままで建築予定の看板が立ってもすぐに撤去されるのだ。もしかするとおばあさんの霊が土地を守っているからだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)