レノボ・ジャパンは、AMDプロセッサーを搭載したエントリレベルのデスクトップPC、「ThinkCentre M75e Tower」と「ThinkCentre M75e Small」を発表した。
デュアル/クアッドディスプレイに対応した両製品は、AMDの高性能プロセッサーを搭載し、メモリスロットを4つ装備するなど、従来のエントリ向けThinkCentreシリーズの中でも処理能力と生産性を大幅に拡張したリーズナブルな価格の製品である。
筐体はツールレスで簡単に開閉ができるため、メンテナンス性にも優れている。筐体サイズはTower、Smallの2種類が用意されており、用途やオフィスのスペースに合わせて選ぶことができる。
「ThinkCentre M75e Tower」は、AMD Phenom II X2 B53プロセッサを搭載し、内蔵グラフィックス(AMD ATI Radeon HD 3000)、もしくはNVIDIA GeForce 310搭載モデルが選択可能だ。
最大16GBのDDR3メモリーと最大500GBのハードディスク・ドライブを搭載可能であり、OSにはWindows 7 Professional(32bit/64bit)正規版を採用している。
「ThinkCentre M75e Small」は、AMD Phenom II X2 B53プロセッサとAMD Athlon II X2 B22、もしくはAMD Sempron 145搭載モデルが選択可能であり、内蔵グラフィックスには、AMD ATI Radeon HD 3000を搭載している。
「ThinkCentre M75e Tower」と「ThinkCentre M75e Small」は、AMDのVision Proテクノロジーを採用している。
AMDのVision Proテクノロジーは、3Dアクセラレーションを使ったプレゼンテーションや、HDMI出力を含めたマルチディスプレイ、GPUを使った動画変換など、現状のビジネス環境に増加しているビジュアルアプリケーションを支援する、トータルプラットフォームとして展開されている。
また、電力管理に優れているため、パフォーマンスを下げることなく、ダイナミックに電力効率を上げることができる。
2010年9月28日より発売が開始している。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)