オンキヨーは、Windows7 Home Premiumを搭載したタッチパネル式のスレートPCを発表した。
全国のオンキヨーPC製品取扱店および、オンキヨー製品公式ショッピングサイト「ONKYO DIRECT」にて2010年9月28日より受注を開始、10月中旬より順次発売を開始する。
新たにONKYOブランドのラインアップに加わる「TWシリーズ」は、PC本体からキーボードを排し、タッチパネル式ディスプレイを搭載したピュアタブレット型のモバイルPC(スレートPC)である。
個人ユーザー・法人ユーザーともに馴染みの深いWindowsOSを採用、用途に応じて様々なアプリケーションを追加して使用できる。
また、2本の指で操作するWindows7のマルチタッチ機能に対応、ズームや回転など直感的な操作が可能になった。
さらに、データのやりとりがスムーズに行えるUSB2.0ポートやメモリーカードスロットを搭載、PCとしての高い使い勝手も確保した。
静電容量式タッチパネルを採用した11.6 型ワイドまたは10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載。
マルチタッチに対応したホッケーゲームやパズルゲームなどのアプリケーションパック「Touch Pack for Windows7」も搭載している。
様々な入力方法に対応し、画面をタッチするキーボード入力と、指で文字を描く手書きパッド入力の2つの入力をサポートしている。
また、USB2.0ポートにUSBキーボードやUSBマウスなど各種周辺機器を接続して、入力操作をすることも可能だ。
TWシリーズの本体には3軸加速度センサーを内蔵しており、PC本体の傾きに合わせて自動的に画面を回転して表示する。
画面を縦にすれば、インターネットの閲覧もよりスムーズに行うことができる。
質量は約850g~1.0Kgと極めて軽量だ。
CPUはIntel Atomプロセッサー搭載。メインメモリーは1GBとなる。
スペック的には弱いが、その分、軽量化も兼ねてSSD搭載モデルも用意されているため、ネット端末として総体的な駆動力は確保されていると見て良いだろう。
iPadでは業務に使えないというユーザーにとって、業務環境をそのまま持ち出せる本モデルは有力な選択肢となるであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)