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電通 iPhone上でQRコードリーダーとしても使える画像認識アプリ「Scan it(スキャンイット)」を開発

電通は、商品パッケージや新聞、雑誌、OOH広告などの平面画像にiPhoneをかざすだけで、その画像イメージを認識し、連動した3D動画や動画、写真、音楽などの様々なコンテンツをiPhone上で自動再生するアプリ「Scan it(スキャンイット)」を開発した。
画像認識だけではなく、QRコードリーダーとしても使える本アプリは、App Storeから無償でダウンロードできる。

従来のiPhone用画像認識アプリは、商品パッケージや平面媒体広告などに特殊マーカーなど、指定のコードを読み取る必要があるため、広告素材やパッケージデザインの加工や修正が必要だったが、本アプリは先進の画像認識技術を利用することで、平面画像自体の特徴をそのまま画像イメージとして認識し、連動したコンテンツを楽しむことを可能にするアプリケーションとなっている。

クライアント企業は本アプリを活用することで、商品パッケージや平面媒体広告に新たな加工をせず、商品パッケージと連動したブランド・キャラクターなどを動画や、キャラクター映像、3Dコンテンツで訴求することができる。

また、新聞・雑誌・OOHなどの平面媒体広告と連動して、iPhoneによる詳細情報の発信や、キャンペーンサイトへの誘引が可能となる。

さらに、本アプリは画像認識機能以外に、QRコードリーダー機能を実装しているので、ユーザーは、iPhone用の無料QRコードリーダーとしても利用できる。

配信サービスは、ASPとして提供されるので、企業は独自アプリケーションを構築することなく、プロモーションを展開できるのも強みである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)