iPhoneアプリは、これまで開発者側からの一方的な提供であり、ユーザー側の希望が開発者側に届くことはあまり無かった。膨大なアプリを試したけど今ひとつ物足りなかったり、便利なアプリがあるけど英語版だったりして、本当に満足のいくアプリが提供されるためには、開発者とユーザーの双方向コミュニケーションが必要である。

そこで、今般ECSコンサルティングは、「こんなアプリが欲しい！」というユーザーの願いを叶えるiPhone向けアプリケーション「AppIwant」の提供を開始した。

「AppIwant」は、ユーザーの「こんなアプリが欲しい」といった要望や「こんなアプリあったらどう？」といったアイディア、「こんなアプリ知りませんか？」といった質問等、iPhoneアプリに関する様々な意見交換の場を提供するiPhoneアプリである。

iPhoneユーザーの「欲しい」と開発者の「作りたい」を結ぶ場を設けiPhoneアプリ市場の更なる活性化と利用者満足度の向上につなげていく。

要望やアイディアに対してのコメント投稿はもちろん、「それは良い」「自分も欲しい」と思ったら＜いいね！＞ボタンを押して賛同することもできる。

ランキング形式で表示され、上位になったアイディアは多くの開発者の目に届くので実現される可能性が非常に高くなる。

ビジネス面でも、市場リサーチを中心に商品開発を行うよりも、手軽なフィードバックを元に新規アプリの開発に着手したほうが合理的であり、ユーザーは希望が現実になるという双方向のメリットが享受できる。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）