黒柳徹子は現在、77歳。今でも大変な勉強家として知られるが、反対に「えっ、こんなことも知らないの?」と凄い驚き方をされることが多々ある。それらの話を9月17日の『はなまるマーケット』(TBS系)で彼女が披露するとやっぱり、周りは目を丸くしてビックリしていた。
昨年ヘアメークアップアーティストの田中宥久子氏との対談で、“日焼け止めクリーム”の話が出たときのことだ。「日焼け止めクリームって、何ですか?」と黒柳徹子。それを聞いた田中は「ええっ! 黒柳さん、塗ったことが無いんですか。」と、仰け反って驚いていたという。その驚き方が尋常では無かったので、日焼け止めクリームを知らないということは大変なことなのだと知ったそうだ。
彼女は26年くらい前から頻繁にユニセフの関係でアフリカのサハラ砂漠などを訪れているが、化粧をするぐらいで日焼け止めクリームなど塗ったことがない。だが年齢が表れる手の甲には、シミが見当たらないのだ。彼女はアフリカで現地の子ども達と交流するので、日焼け防止の手袋もはめないという。その話を聞いて、曜日レギュラーの本上まなみが「日焼け止めクリームを塗って気を付けていても、日に焼けますよね。」と自分の手を見ながら言うと、「あなた、普段も塗っているの?」と黒柳は不思議そうに呟いた。
「今年の夏は、日焼け止めクリームを塗ろう。」と張り切っていたのに、猛暑なので「熱中症になるから、なるべく外出しないでください。」と周りから言われ、まだクリームを使っていないそうだ。
そもそも黒柳は暑さには強いのだという。上記のアフリカに行ったときに、やっと少し暑いなと感じてきたら気温が60度以上になっていたのだ。(スタッフが持っていた温度計が、63度以上計れなかったが。)
おまけに彼女は“水を飲むことが、嫌い”なので、スタッフが熱中症になるのを心配するのも無理はない。水分は果物で摂っていたという黒柳だが、最近は周りの助言に従い水を飲むようにしているそうだ。それまでは、年に数回しか水だけを飲むことはしなかったという。それでも、異常は無かったというから、いったい果物を毎日どれぐらい食べていたのだろか。
さらに昨年まで“天丼”も知らなかったという黒柳。初めて食べたその美味しさに感動したという。このように“知らなかったこと”に興味を持ち学び行動するには、体力も気力も必要だ。“私、200歳まで生きるかも。”と笑っていたが、ひょっとしたら…と思わせるほど黒柳徹子は驚異の存在である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)