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任天堂は携帯ゲーム機ニンテンドー3DSを2011年2月26日に発売すると発表した。価格は25,000円(税込)。この価格、ユーザーは高いと思うだろうか? それとも安い?
それまで携帯ゲーム機は据え置き機には勝てないとされていた常識を打ち破ったニンテンドーDS。その次世代機であるニンテンドー3DSの発売と価格がついに発表された。発売日は2011年2月26日で価格は25,000円(税込)。カラーはアクアブルーとコスモブラックの2色が用意される。
価格については賛否両論あるのではないだろうか。これまで任天堂ゲーム機の価格は据え置き機を含めて2万5千円が上限だった。さらに据え置き機よりも性能で劣る携帯ゲーム機はそれより低価格で発売されるという、ユーザーの間でひとつの常識のようなものが出来上がっていたようにも思える。そういう視点から見れば高く感じるのも仕方がないだろう。しかし、据え置き機と携帯ゲーム機の立場が逆転している今、携帯ゲーム機だから据え置き機より低価格でないとダメという話もおかしいのかもしれない。
携帯ゲーム機には据え置き機にはない機能や魅力がある。その逆も当然あるが、すでに据え置き機・携帯ゲーム機を分けた考え方自体が古いとも言えそうだ。これからはゲーム機として一括りで考えないといけないのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)