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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「体がムリ! 」。ダチョウ倶楽部、“あのネタ”。根性の誕生秘話。

熱々のおでんを食べたり、危険なバンジーに挑戦したり。過酷な企画と切っても切り離せないダチョウ倶楽部が生み出した人気ギャグ、その誕生秘話が9月24日放送の「ライオンのごきげんよう」で語られた。

「お前やらないの? じゃあ俺がやるよ」「いや、ここは俺がやるよ」「どうぞどうぞ!」過酷で危険な企画を前に譲り合い、結局やらせてしまうこのフレーズ。テレビではすっかりおなじみのものになっている。このギャグを生み出したのは、いわずと知れたリアクション芸の達人であるダチョウ倶楽部だ。

ダチョウ倶楽部の面々は一年の始まりに会議を開き、その年に“押していく”ギャグを相談し合うという。しかし「どうぞどうぞ!」というギャグは会議からではなく、実際に撮影現場で生み出された。

それはとある番組の企画でバンジーに挑戦することになったときのこと。当初、打ち合わせではリーダーである肥後克広がバンジーを行うことになっていた。だがそれはドッキリで、本番では上島竜兵が挑戦することになった。

バンジーはクレーンでつり上げられ自分で紐を引くことによって落下する仕組みのもの。準備が整い、あとは紐を引くだけとなったとき、あまりの恐怖に上島が「ムリだ」「体がムリだ」といって落下を拒否するトラブルが起きてしまった。そこで下にいた肥後と寺門は「俺がやろっかな」と相談を始めた。それを見た上島は「俺がやるよ」と。すかさず肥後と寺門が「どうぞ、どうぞ!」こうしてくだんのギャグが誕生したのだという。

ちなみにそのギャグがウケたので、ディレクターはバンジーを免除してくれた。その後ダチョウ倶楽部は土下座で謝ったということだが、そのとき生まれたギャグは今でも多くの視聴者を楽しませている。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)