writer : techinsight

【萌えよ!炎上キャッチャー】これぞ究極のだめんず? 自分も結婚してるのに。5年前別れた婚約者に「家のローン払って」。

世に男と女がいる限り、大なり小なり愛憎劇は起きるもの。しかし、こんな言いがかりにも等しい愛憎劇だけはご免こうむりたいものだ。『婚約者に責任をとってもらいたい』。読売新聞が運営している大手小町内の掲示板“発言小町”にこんなトピックが立ったのは23日のことだった。

「4年付き合った彼女に、婚約してすぐ別れて欲しいと言われました。」といった書き出しで始まっているこのトピック。最初だけを見ると、小町でよく目にする婚約にまつわるトラブルのようだったが、そのあとを読んで記者はあいた口がふさがらなかった。

なんと、この婚約解消話は5年も前の話で、別れの原因は女性に好きな人ができたためではあったものの、トピ主はこのとき別れに同意していたというではないか。しかも読み進めていくとこのトピ主、別れた後も婚約者という関係は持続していると思っていたようで、「他の女性と交際したが振られたため(婚約者に)慰めてもらおうと思った」「婚約者にも反省させてやろうと思って」などなど、斜め上の発言ばかり。挙句「1年前に、婚約者のほかに好きな人ができたので、僕も結婚をしました」と書かれている。

しかしそれでも彼にとって、婚約者との関係は変わらずということだったようだが・・・。結局このトピ主、結婚後も婚約者にメールを送り続けていたため離婚となってしまったのだと書かれているが、それはそうだろう。自分の旦那が昔の婚約者に執着している姿を見て、誰が結婚生活を続けたいと思うものか。

とにかく、第三者からみると“元”がつくはずの婚約者にご執心のトピ主だが、要は「(“元”婚約者以外との)結婚後に買った家があるので、“元”婚約者は離婚して自分と一緒に住んでほしい」「(“元”婚約者がトピ主と)一緒に住むのができないなら、家のローンを半分もってもらいたいから婚約破棄の慰謝料が欲しい」ということのようだ。一体どのような理屈を並べるとこんなトンデモナイ要求を思いつくのやら。

当然ながら、トピ主の非常識さについて指摘するコメントが並んだ同トピックは早々にレスの受付を停止してしまったのだが、最後に書き込まれていたトピ主のレスにもこれまたびっくり。なんというか、とにかくだめんずというのがありありと感じられる内容なのだ。自分の“元”婚約者がこんな理論を展開してきたら皆さんは納得して受け入れることができるだろうか?

まあ、トピ主によると「そもそも(“元”婚約者と)連絡がつかないので、連絡をもらえる方法が知りたい」ということのようなので、今のところこの要求を突き付けるに至ってはいないようだが、“元”婚約者さんにはこのまま無事に逃げ切っていただきたいと願う記者なのである。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)