1990年に松竹芸能から出た関西のお笑いコンビTKOは苦節16年、5度目の東京進出に成功した。その後はご存知の通り人気はうなぎのぼり。キングオブコントでの決勝進出やS-1バトル月間チャンピオンになるなどの活躍が続いている。しかし、そんな彼らに近い将来解散する日が訪れるかもしれない。
TKOの東京進出失敗は、彼らの性格や不運といえるものまで様々な原因によるものだった。例えば初めて挑戦したレギュラー番組「新しい波」(フジ系)ではカッコつけすぎてウケなかったという。この頃は2人ともなかなかのイケメンで、特に木下はスリムな体型で今とはずいぶん雰囲気が違っていたのである。また同じフジ系の「新品舞台」では当時のネプチューンや猿岩石などとうまくいかなかったようだ。
このように彼らの技量不足で続かなかった場合もあれば「東京Aランチ」では担当ディレクターが他局へ移籍してしまい、また「内村プロデュース」はすぐに番組終了となるなど、タイミングが悪かったこともあった。そうやって苦労した末になんとか人気芸人の座をつかんだ彼らだが、これからどう生き残っていくかも考えておかねばならない。
7月13日放送された「くちこみっ」(フジ系)で木下隆行は占い師、タマヨ苓妃(れいひ)に将来を相談した。タマヨ苓妃はタロットカードや性格を花に分類する方法などによる毒舌占い師として知られる。
TKOを結成して16年目で東京に出てきたが、木下には「また大阪に戻るのではないかというトラウマがある」という。彼はこのまま今の調子が続くのか、また将来はどうなるかなどを尋ねたのだ。
タマヨ苓妃は木下はトークも上手くて芸人向きだが、相方の木本武宏は“華がない”とバッサリ切ると、裁判官、弁護士、警察官あるいは実業家の方が向いていると鑑定した。
しかし反面で木本には金運の相がありビジネスパートナーとしては最高だが、逆に木下はトラブルを持ち込む相だという。これまでに木下のトラブルで仕事が中断したりすることがあったはずだと指摘したのだ。
木下は驚いて「今、考えただけで8個、9個ありますね」と自らのミスで足を引っ張ったことがあると明かした。
そのトラブルとは「祭りのレポーターの仕事に遅刻、終わった後で到着した」「名古屋の収録に大阪から新幹線で新横浜まで行って大遅刻した」「営業が入っていたのを忘れて、サーフィンに行ってすっぽかした」…などという正に木下の行動によるものだった。
木下が「TKOとしてMCをやっていきたい」と今後について相談すると彼女は「あなたはトークが達者だから司会は適職」と太鼓判を押したが「相方は違う。シラっとさせちゃうから」と木本がネックになるというのだ。
ただし、木本は「侍の星」なので絶対に裏切らないと鑑定された。一方で木下は「農民の星」だというのだ。結論としては木本は自分で稼いで実業家になったほうがいい。木下はお笑いをやればいいということなのだ。
2人の将来に不安を感じる鑑定結果を出したタマヨ苓妃はさらに衝撃的なことを話した。
TKOの解散する時期は早ければ平成26年、4年後に来るという。この時、木本は「信じている人に裏切られる」運気に、木下は「決断をする」運気になるのだ。
そして、この時に木下が「活動休止しよかー」と“必ず言う”と予言したのだ。しかも木下は決して“辞めようとは”言わない、それは彼の卑怯な性格によるものだという。
この鑑定の様子は相方の木本も別室のモニターで見ていた。2人は4年後に木下が「“活動休止しよかー”と必ず言う」という内容に驚いていた。それは木下の性格から同じ事を言うはずだと感じたからだ。それだけに、解散の件も無視できない心境だったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)